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おべんとうと日本人

2019.06.16 23:28

週末読んだ本の話。


世界的に知られる「bento」

日本のちいさいものを愛でる文化。

中身だけじゃなく、箱、包み方。

おべんとう男子、サラメシ。

ほんとにいろんなことを語れる、小さな世界。


幼稚園、高校と、義務の時期はちょっと億劫だった。

今は財布に優しいし、自分の大事なランチ。

やっとめんどくさいながらも慣れてきた。


読みながら、時代が、テーマがすんなり入ってきて

そうそう、と頷きながらページをめくる。


テーブルコーディネートはできないけど

お弁当箱という小さな空間に、おかずを詰めるのは嫌いじゃない。


あとがきに綴られたメッセージ。

自分自身の記憶にあるお弁当の憧憬を
あらためて辿ってほしい。
きわめて私的なエピソードや、感傷的な思い出かもしれない。
思い出と共に浮かぶ、誰かの「顔」
さまざまな〈ものとこと〉のつながりへの想像力がはたらけば
新しいコミニュケーションのはじまり

日々の作業が、ちょっと違う風に見えてきた。

そして今週も、お弁当、作ろう。

おいしく食べよう。


少しだけ、タイムスリップ。

お弁当にまつわるこどもとの思い出。

心の中で、じんわり、ほっこり。

うん、いいもんです。