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...朽木まるきゅう ...「黒米大福」を育てるHP

130万円はさすがに……6/16

2019.06.17 06:48

栽培したお米をお客さんに届けるためには、

精米や石取りをして、計量袋詰めをしますが、

その他にとっても

大変な作業があります。

キレイなお米が普通に売られてますが、

実は、そうでもない米粒がたくさん入っていて、

それをキレイに取り除いて袋つめされています。


一般的には農薬を使って虫に食われないようにしてますが、

農薬を使わずに栽培してると、虫などによる被害粒がたくさん混じってしまいます。

例えば


これを取り除くには、気が遠くなるような作業があります

たった5キロのお米をキレイにするのに30分以上もかけて

ひたすら指先で取り除いています。

透明なケースに少しずつ入れて



光をあてて取り除いています。

お米5キロの中から、こんなにもでてきました



悲しくなる作業です。

だけど、農薬は使いたくない

だけと、作業は悲しくなる

だけど、農薬は使わない

悲しくったって仕方がない

仕方がないからひたすら除去

でも、お金さえ出せばすごい機械がある

5キロのお米を選別するのに、10秒もかからない

色彩選別機


130万円なり


13万円ちゃいます、130万円です

いいお米がたくさん買えます

安くなって130万円

車買えます

農業の機械は本当に高いです

だけど、自分が作った美味しいお米をお客さんに届けたいので

作業は悲しいけど、

「美味しいお米、いつもありがとう」

の言葉をもらうと、その悲しみも少しは吹っ飛びます

嬉しいきもちで悲しい作業、もう10年も続けてます

もう、悲しくなんてないです、10年も続ければ

もう、惰性です

最近は、何だか楽しくなってます

良くないことです

1日もはやく、この感覚から抜け出さないとダメです

まだまだやりたいことがあるんだから