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柔道整復師 原田健太郎

物理療法の可能性

2019.06.17 12:24


物理療法とは、 

生体に物理的刺激手段を用いる療法です。 

その種類は、温熱療法、寒冷療法、水治療法、光線療法、極超短波療法、電気刺激療法、超音波療法、陰圧閉鎖療法、高圧酸素療法、牽引療法などがあります。 

物理療法は、疼痛緩和、創傷の治癒促進、筋・靭帯などの組織の弾性促進などの目的で行われます。


                        -Wikipediaより引用-


研修一年目くらいの時の話です。


足関節捻挫をされている患者様がいました。


損傷を起こしていると考えられる前距骨腓靭帯(足首の外側の靭帯)に電気刺激療法の一つである微弱電流、マイクロカレントを当て治療を行っています。


先輩からその患者さんの電気を外してくれと指示され、外した。

どうやら普段当てている時間より早く外してしまったらしく患者さんから


「もう外すの?そしたら長くこの電気を当てている意味はないわけ?」


と少し怒り口調で言われた。


「……えっと、」


当時僕は何も答える事ができませんでした。


マイクロカレントは流していてもほとんど感覚のない電気です。


僕はこんなもの本当に意味あるの??

施術を行う前の時間稼ぎにしかならないんじゃないかと考えていました。


他にもハイボルテージや立体動態波という痛みの軽減に効果の高い電気刺激療法があります。


例えば膝痛のある患者さんにハイボルテージを当ててとても効果がでた!


しかし同じように膝痛の患者さんに当てても

その方にはまったく効果が出なかったりする。


良いものなのに効果が出るかわからない。

とりあえず使用して効果が出たら良かった!みたいな感じがとても嫌だった。


治療の提案や説明に自信が持てませんでした。


僕の通っていた柔道整復師科の専門学校は物理療法についてはカリキュラムに含まれてなく、

先輩からもあまり指導を受けた事がありませんでした。


なので電気治療器のメーカーさんに来て頂いて勉強会をする機会もありました。


言われた疾患を言われた通りに使用すると素晴らしい効果が出ます。

しかしよく理論を理解出来ていなかったため他の症状には応用ができない。



そんな自分を変えたいと思い電気治療器メーカーさん主催のセミナーがあり参加してみることにしました。


しかしいざ参加してみたらセミナーの内容にとても驚かされました。


講師の先生は都内で鍼灸接骨院の院長先生をされていらっしゃる方です。

  

今まで何十回もセミナーは参加した事ありますがその先生の知識量は桁違いでした。


その先生の物理療法に対する理解がとてつもなく深い。

多方面から身体について学ばれておりすべてEBM(医学的根拠)で説明できる適切な評価方法、そしてその評価に対し効果の出る最適な物理療法の設定周波数。


「こんな先生がいるんだ…」


あまりの知識量の違いに自分自身がとても恥ずかしくなりました。



当時の自分への憤りからその先生のセミナーに通い、参考書を購入したりなどし、物理療法に対して理解を深めようと決意しました。


勉強を続けていくにつれ物理療法への考え方が変わり始め、

物理療法に多くの可能性があり極めれば自分の武器になると確信しました。


それから僕も物理療法に対する理解がかなり高まりようになり原理原則が理解できるようになりました。


今までは使用方法は理解していても原理原則が理解できてないため少し違う症状には応用が利かない。


しかし電気の種類や特性、周波数、搬送周波数、パルス幅、極性、出力、時間などを理解していればどんな症状にも応用を利かせることができるようになる。


少し前まで治療結果に自信が持てず専門学校の同期や他の接骨院の先生に色々話を聞いたりと悩んでる時期もありました。


現在は自信を持って物理療法を患者様に使用する事ができるようになり、平均して高い治療効果を出せれるように成長できたと自負しております。




何より患者さんに抜群の効果を出してあげられるととても喜んでいただける。

それがとても嬉しいのです。


日々診療に携わるのがとても楽しいと思えるようになりました。