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クァルテット・エクセルシオの紹介

2019.06.14 15:00

 ヴァイオリンの西野ゆか、北見春菜、ヴィオラの吉田有紀子 、そしてチェロの大友肇からなるクァルテット・エクセルシオは創立25年の円熟期を迎える弦楽四重奏団です。

 近年は日本の室内楽の主要公演の一つでありますサントリーホー ルの「チェンバーミュージック・ガーデン」の出演や海外公演を重ね、日本を代表する弦楽四重奏団としての風格が備わってきた彼らですが、以前の記事でもお伝えいたしましたとおり、先日、第2ヴァイオリンの山田百子さんが退団されました。

 エク設立25年の記念の節目に残念です。 

 昨年11月中ごろより持病の治療・療養に入られ、代演で乗り切ってきましたが、年間100近い公演を行う上でメ ンバー交代の結論に至ったのです。

 エクにとっても、山田さんにとっても、一番の理解者・支援者であるメンバーの家族にとっても苦渋の選択だったはずです。

 ( ノД`)

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 新メンバーに北見春菜さんを迎え、6月2日(日)の第36回東京定期演奏会にて新生エクがデビューしました。

 彼らを見守るあたたかい空気に包まれていたそうです。

 そして山田さんは治療・療養を行いながら、ご自分のペースで演奏活動を続けていかれます。

 皆様には新生エクと山田百子さんにエールを送っていただきまようお願い申し上げます。

 m(__)m

 北見春菜さんはエク・メンバーと同じく、桐朋学園大学卒業です。

 小澤征爾音楽塾やサイトウ・キネン・フェスティバル松本「子どものための音楽会」「青少年のためのオペラ」の演奏会に出演されました。

 そしてエクがファカルティ(講師)を務めるサント リーホール室内楽アカデミー第1期生、第2期生を修了され、またご自身も弦楽四重奏団「Quartet MIYABI」で活動されていますから、エクの中にピタリと入れた人材でしょう。

 その北見さんよりメッセージをいただきました。

 (*''▽'')

 はじめまして。エクの第2ヴァイオリン奏者として新たにメンバーに加わることに なりました北見春菜と申します。

 エク・メンバーには大学卒業後の4年間、サントリホール室内楽アカデミーのファカルティとして熱心に室内楽の指導をいただき、私にとってよき師であり、心より尊敬している先輩方でもあります。

 素晴らしいメンバーと共に大好きな弦楽四重奏を演奏させていただけることは何よりの喜びであり、私にとって大きな幸せです。

 正式メンバーに加わってからまだ1ヶ月。課題はまだまだ沢山ございますが、日々のリハーサルや様々な演奏会場での本番を楽しみながら研鑽を積ませていただいております。

 千載一遇のチャンスを与えていただいたことに心より感謝し、これからもより一層精進して参ります!どうぞよろしくお願い申し上げます。」