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ちょっと前までチヤホヤされていた「いきなり!ステーキ」が、減速した理由

2019.06.17 21:38

[ 市場規模を考える ]


焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店の市場規模は成長することなく、300億規模で増減を繰り返しています。


そんな状況下で、出店を加速させる。また、


・ステーキ屋松(松屋フーズ)

・やっぱりステーキ(やっぱりグループ)

・アッ!そうだステーキ(チムニー)

・カミナリステーキ(モンテローザ)


といった類似点の出店も急激に増える。


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壮絶なイス取りゲームが、新鮮味を欠く

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出店が多すぎると、


「なんか最近ステーキ屋多くない?」


という消費者心理が働きます。【手軽な価格の立ち食いステーキ】に対する新鮮味が薄れ、ブランド力も低下します。


つまり「消費者に飽きられる」ということです。


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「ブランディングしよう!」という声が巷で溢れているように感じますが、大切なことは「ユーザーにとって新鮮味があるかないか」です。


どれだけブランディングに力を入れて「もぅ飽きてるんだけど…」と消費者が感じるブランディングは、見向きすらされない自己満足です。


・自分をどう見せるか

・自社をどう見せるか


それは相手(他社)がいて、はじめて「どう見せられるか」になると感じます。