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はちどりphoto

お犬さま天国・ドイツから見えること

2019.06.17 23:47


ドイツには犬を連れた人がいっぱい


電車にものってるし

街中にもいるし

カフェにもいる



だけど吠えたところ見たことない


食べ物ちょうだいってしてるとこ見たことない


犬同士で う〜ってなってるとこ見たことない


猫にちょっかいだしてるとこ見たことない


飼い主さんが困ってるとこ見たことない


今お邪魔している方の両隣のお部屋の方、

犬を飼ってるらしいけど一度も声を聞いてない


リードをつけてない犬もよく見るけど誰かが困ってるの見たことない




聞いたところではどうやら2つの理由があるそうで。


⑴お犬の学校に行っていて、ちゃんと専門家から躾を受けている

みんながみんなではないけれども。


⑵母犬から引き離されるのは生後8週間以降、

12ヶ月まではリードをつけてはダメ!

とか諸々わんちゃんの法整備がされてて

精神的に安定している、らしい。

母犬から早くに離さない方が落ち着いている、というのは実証されているそうです


人間だってそうだもんね



ペットショップなんてこっちにはないし

ブリーダーに対するルールも厳しく定められています


育てられなくなった犬たちが行き着く先はガス室ではないし

犬をファッション感覚で連れてたり

歩かせずカゴに入れてる人はいません



詳しく知りたい人はGoogle先生にいっぱい載ってるよ




今いるフランクフルトは

街中から地下鉄で10分も行けば何キロにも渡る公園があります

そこからはビルやマンション、電線なんてまったく見えません


自転車で家族でお出かけすることも多いし

地下鉄も 地上に出た途端に電気は消すし(うすぐらかろーが)

包装は質素で、とりあえずここ3週間でビニールをもらったことはない


自然との付き合い方がとてもお上手に見えます



環境を守ろう!

とか

動物を大切にしよう!


なんてこと言ってるレベルじゃなくて

それぞれに権利があるということが前提にあるような国です


人間のためのすべてではないし

人間ファーストではないというか




それは

長く働き過ぎなかったりに

日曜日はお店が開いてなかったり

景観を大事にしたいから広告は最低限(看板やショッピングモールでさえ外から見たらよく分からないほど)だったり

夜10時頃まで明るくてお客さん来るはずなのに6時とか7時にお店閉めちゃったり

環境問題に対する意識の高い政党が人気があったり


経済ファーストではない豊かさにも通じているように感じます



大事なことが何か、をよく分かっている国だなと。



いいなぁドイツ!

来れてよかった!!!