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マヤ

『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(楽屋裏⑲)

2019.06.18 04:10

「パーパお帰んなしゃーい!おとうしゃんとチューしたの?」



臣と隆二、理愛の3人が控え室に戻ってくると、いきなり隆臣が飛びついてきた。



隆二に抱っこされて、人差し指で唇をツンツンしている。



隆二「してないしてない💦」



隆臣「どして?ダメよ❗ダチョウさんしないとねパーパ」



隆二「じゃあたっくんがパーパにして」



隆臣「んちゅー😙」



隆二「へへへ…ラブラブ」



臣「乃愛に怒られるぞ、隆臣」



隆臣「もう乃愛いないのよ」



臣「あれ?ほんとだ。どこ行った?」



剛典「うちの親が来て、理太と一緒に先に連れて帰りました」



臣「そっか、も一回理太抱っこしたかったな」



健二郎「理太がおったらお前ら二人が不穏な空気になるやろ?」



隆二「健ちゃん…」



健二郎「もう仲直りしたんか?」



臣「それな」



隆二は何も返さない。



理愛「じゃあ隆臣くん、今日は私と一緒に帰りましょうね」



理愛が隆二と隆臣の前に歩みを進めた。



隆臣「あーちゃんと帰るの?」



隆二「たっくん、無理しなくていいんだよ。お家帰ろうか?」



臣「せっかく理愛が気ぃ利かせてくれてんのに…」



健二郎「なんやなんや?まだ揉めてんのか?」



剛典「え?まだ続いてるんですか?」



大人達がそれぞれ困った顔をしていると、

隆臣が元気よく片手を挙げて言った。



隆臣「たぁくん、あーちゃんとお泊まりしゅるよ🎵」



隆二「たっくん…」



臣「いーのか?一人でお泊まりだぞ。寂しくならないかな?」



隆臣「ダイジョブよ!パーパとおとーしゃんは、おちゅかいでしょ?」



臣「ん?おつかいって?」



隆二「前にたっくん言ってたでしょ?アンパンマンミュージアムで名古屋限定のTシャツ買ってきて欲しいって」



臣「あー!言ってたな💦」



隆臣「イエローよ、とーしゃん」



健二郎「たっくん英語の発音ええな」



剛典「アンパンマンミュージアムっていったら桑名ですね」



「温泉もあるから、ホテル予約してゆっくりしてきたらどうです?」



健二郎「お?がんちゃん、名案やな!」



「次のライブまで間あくし、たまにはええんちゃうか?」



臣「そうすっか?隆二」



隆二「たっくんがお泊まりオケなら…」



隆臣「たぁくんオケよ🎵リーリーとあしょぶのよ」



健二郎「じゃあ決まりやな!」



隆臣「あーちゃん、抱っこぉ♪」



隆二の手から身を乗り出して、隆臣自ら理愛の胸に飛び込んだ。



隆臣「あーちゃん、いい匂いね」



理愛の胸に顔を埋めて目を瞑っている。



臣「育ての親だもんな」



健二郎「たまにはママの温もりも必要やろ」



理愛「隆臣くん、一緒に帰ろうね」



隆臣「はぁい」



剛典「じゃあ俺たち先に出ますね」



理愛「”採取”が終わったら連絡ください」



ペコリと頭を下げて、剛典夫婦と隆臣が控え室から出ていった。



隆二「たっくん、振り向きもしないで行っちゃった…」



臣「そんな顔すんなって」



臣が隆二の頬を軽く突いた。



健二郎「ん?採集ってなんの話?昆虫でもつかまえに行くんか?」



臣「健ちゃん、ウケる」



「じゃあホテル予約するぞ」



臣はiPhoneを操作し始めた。



隆二は黙って突っ立っている。



健二郎「ホンマに大丈夫なんか?隆二の顔見てみ!臣ちゃん」



臣「大丈夫だって。ええっと、当日予約OKのホテル…あ、あった!」



隆二「……」




つづく