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ピアニスト たっくやまだ/TAK-YAMADA

「UWFインター・最強伝説」を見る。

2004.12.05 11:45

午前のレッスンが終わった後、昨日TSUTAYAで借りた
DVD「UWFインター・最強伝説 Vol.1」を見る。

1991~1994年までの主な試合がたっぷり収録されており、
当時を知るものには特に楽しめる内容です。
まだ新日本との対抗戦に向かって行く前だから、
画面上で展開されるのは"純粋なUWFスタイル"。

新日提携時代→新生UWFからファンだったワタクシとしては、
Uが3つに分かれた後も"UWF"を名乗り続けたUインターは、
最も気になる存在でした。

ただ、テレビOAのないUインターって、
動いている映像で見る機会が本当に少なくてね。
WOWOW等で定期放送があるリングスやSRSで紹介されていた
パンクラスは結構見てたんだけど‥。


週プロで流れは把握していたとはいえ、
これだけ連続で見せられる映像は衝撃を受けますね。
良い意味でも悪い意味でも─。


パープルのタイツを履いた高田とかは、まあ若いなって感じだけど、
デビューしたての高山・桜庭には驚いた!

高山はとにかく細い(笑)。でも筋肉は浮き上がっている。

桜庭は、坊主頭以外は今と同じ。ちょっと細いけど。


他にも金原のデビュー戦とか、
いろいろと新人の試合も収録されているんだけど、
一番感じるのは「新人らしくない」事。

普通若手のプロレスラーの試合は、
チョップ・ボディスラム・ドロップキック位しか
技が無い(使用を許されていない)ものだけど、
Uの新人ってデビュー戦からすでにUWFスタイルなんです。

スタンドでのキックの攻防。
スープレックス。
関節技。

UWFスタイルの三つの柱を最初からマスターしてるんですよ。
もちろんトップの選手とのレベル差はあるけれど。


特に桜庭選手は、最初から「桜庭」なんですよ。
相手の足下を狙った低空タックル。
これはデビュー戦から炸裂してたし。

それにレスリング出身なのに、ミドルキックを連発。
戦う姿は、現在の桜庭を彷彿とさせるものがあります。

やっぱり旗揚げ時にUインターに入門した選手は、並じゃないね。
また、優秀な選手の素質を伸ばす環境が整っていたんじゃないかな。

ここまでは『良い意味』の話。


『悪い意味』というのは、高田選手の戦いぶりです。
DVDを見ると、旗揚げした91~94年までのスタイルの変化がよく分かります。

「変化」と言えば聞こえがイイけど、要は勝ちパターンの単純化。
旗揚げ当初はキックもコンビネーションを使っていたし、
グラウンドの攻防も動きがあって良かったんです。

それがゲーリー・オブライト、スーパーベイダー等大型選手の参戦により、
勝ちパターンが「ローキック連打→バックドロップ→腕ひしぎ逆十字」のみ。

きちんとスタンド・グラウンドで攻防を展開するんじゃなくて、
「いかにローキック連打に持っていくか」しか考えていない試合ぶり。

2枚組DVDの2枚目は、ほとんどの試合がこればっかり。
テクニック的には田村・桜庭の試合の方が上。


あのー、これを言っちゃうとオシマイの様な気がするんですが、
高田選手の繰り出す
「ローキック連打→バックドロップ→腕ひしぎ逆十字」は、
延髄切り・パワーボム・ムーンサルトプレスといった、
プロレス技と同じものだったんですよ。

UWFだからキック・サブミッション・スープレックスを使っているだけで、
結局はプロレスをやっていたんです。

でも、弟子の田村・桜庭はキック・サブミッション・スープレックスで
UWFスタイルをやっていた‥─と。

このDVDを見るまで気付きませんでした。



後編は新日との対抗戦に突入して行く時期だから、
あんまり見たくはないんだけど…。

でも、借りちゃうんだろうなー(笑)。
田村 vs 桜庭や、川田 vs 高山も入ってるからね。