佐藤修、引退…。
いやぁー、何とも寂しい発表であります。
元WBA世界スーパーバンタム級王者・
佐藤修選手が引退を発表しました。
ウーン、残念だ。
もうひと頑張りしてほしかったな。
本人が決めた事だから仕方がないけれど、
もう一度世界に挑戦しても良かったよね。
2002/5/14、王者ヨーダムロン・シンワンチャーを
8RKOで倒した試合は今でも覚えています。
最初はTBSが"ポスト畑山"として
プッシュしているなー‥という感じだったけど、
大一番でKO勝ちした姿にはハッとさせられたものです。
ただ、この試合での鮮烈なKOが、
その後の佐藤修を苦しめた様に思います。
初防衛戦では大振りの一発を狙いすぎて
パンチをもらい過ぎ、12R判定負け─。
2004年、フェザー級に階級を上げて
クリス・ジョンに挑戦するも、判定負け。
年が明けて、ついに現役引退となりました。
結果論かも知れませんが、佐藤修は
KOで試合を決める選手ではなかったんですよ。
僕の記憶が正しければ、
ベルトを獲った試合を決したパンチはカウンターだったはず。
本人のパンチ力に相手の力が加わって起きた現象。
今更言っても仕方がないけど、
"ファイター"ではなく"ボクサータイプ"で通すべきだった。
「とにかくパンチをよくもらう」
それが試合を見るたびに思った事です。
彼の戦績を見ると、確かにKOが多い。
でも、それは日本ランカー時代の話。
国内のレベルでは、比較的打ち合いが多いし、
レフェリーが早めに試合を止めるので
"TKO"になりやすいんです。
後楽園ホールでの試合は、
高いレベルで判定勝負になりにくい。
対戦相手に恵まれない。
世界戦並の技術の攻防が出来ない。
これが日本人選手の壁。
なかなか"ポスト畑山"は現れませんね…。
ここ最近は日本人現役チャンプの川嶋勝重選手とか、
「12R判定で勝てる」選手が出てきたので少しはマシな状況。
ただし川嶋選手のレベルが即、
日本人選手全体のレベルでは無い訳でね。
とりあえず世間で話題になるようなスターが出てこなければ。
川嶋選手のタイトルマッチが
テレビ東京OAではスターにはなれんよ(泣)。