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ピアニスト たっくやまだ/TAK-YAMADA

格コラ・7.18 NOAH 東京ドーム

2005.07.01 14:59

 ●格闘コラムでーす。
今日は「7.18 NOAH 東京ドーム大会展望」でお送りします。

新日本のドーム興行がコケまくる中、
K-1&PRIDEに対して互角に戦える観客動員力。

日テレが試合当日の深夜"AM1:59~4:25"という
長時間の中継をする気になるだけのものが
現在のNOAHにはあると思うのです。


カードの出し惜しみをせずに、
「三沢 vs 川田」「小橋 vs 健介」「小川 vs 天龍」を
発表した段階で、興行の成功は約束されたようなもの。


僕が面白いなと思ったのは、この3つの試合の前に
GHCベルト(ヘビー・タッグ・ジュニア)を
賭けた試合をレイアウトした事。

「三沢 vs 川田」「小橋 vs 健介」の
2試合を先行して発表した時から言われていましたよね。

GHCヘビー級選手権と特別試合2試合の順番はどうなるの?‥と。

現チャンピオンの力皇選手からは"GHCをメインで"という
主張がなされていたけれど、
三沢社長の決断でメインからはハズされました。


あの~、僕はこの決定は当然だと思いますね。
三沢 vs 川田の後に力皇 vs 棚橋なんて想像出来ますか?
いくらなんでもちょっとキツい。
見る方はもちろん、試合をする選手もね。


プロレスというのは個人競技の部分だけではダメなんです。
団体として一つの興行をどう作っていくか。
これがとても大切なんだな~。



例えばボクシングの興行なら、
メインに出てくる選手が良い試合さえすれば、
それで良い興行なんです。
何故ならば、観客の殆どがメインに出る二人のうち
どちらかを見たいがために来ているのだから。

それがプロレスではどうでしょう。
前座は派手な技は使わず、前座としての役割を全うする。
(いわゆる「つかみ」ですね)

中盤に登場する選手はメインイベントへの橋渡し役。
(このポジションが一番難しい)

そしてメインイベンターは所属選手全員を
養うだけのファイトをして、
"また観に来たいな"と思わせるものをみせる。

…とこんな具合にポジション毎の仕事があるのがプロレス。

NOAHのプロレスは興行デザインとしてはクラシック。
基本を崩さずにやってきて、今があるという感じ。


ちなみにPRIDEやK-1は格闘技に
プロレスの興行論を取り入れてますよね。
決して一枚看板では大会を開催しないでしょ?
ボクシングとはまるでやり方が違います。

しかも「GP」という、
どの試合もメインイベントって感じの興行が
今の格闘界では大流行り。

ようやく開催が決まった前田・上井興行「レッスル1」も
トーナメント形式によるGP大会。


でもね、この○○GPとかトーナメントの源流は
どこにあるかというと、力道山なんですねー。
「ワールドリーグ戦」と銘打って開催したのが全ての始まり。
力道山以後、全日のチャンピオンカーニバルや
新日のMSG→IWGP→G1etc.に繋がっている訳でして。

結局プロ格闘技興行なんぞはプロレスのパクリなんですよ。


だからといって、今更こんな主張をしても
PRIDEやK-1が衰退する訳が無いので(笑)、
ここは一つ、NOAHのドーム興行で
プロレスにしか出来ないものを見せてほしいものです。