庭の花・・さとやま写真工房
こんばんは、先程までの青空が厚い雲に覆われて来ました。また雨模様になるのでしょうかね。 今日の仕事を終えて二度目のブログアップです。 仕事で写真を撮り、その写真を処理していると別の写真が撮りたくなってきます・・・写真映えする所に行きたいとは思わなく、身近な何でも良いんですよねぇ~。
暫く使わなかったお気に入りのオールドレンズを付けて庭の花を撮ってみました、写真を見てください。
今日の仕事先、小野町にて・・・近所に有ったコンビニで見た空です。
仕事先、道路を挟んだ田んぼ、里山を見ています。
仕事で使わなくなったオールドレンズ、ニッコールAi85ミリ F1.4のレンズです。 ちなみに仕事で使っているのはボディー制御の85ミリ F1.8Gのレンズを使っています。
今仕事で使っている85ミリレンズの新品価格より中古価格が高いんですよ・・・値段が写真の良し悪しを左右する事は一切有りません、断言します。 合わせて写真の基本を踏まえた上で良し悪しと判断する事自体が自分は分かりません。
仕事なら明確にクライアントが判断します・・・クライアントに合わない写真なら次が有りませんから・・・趣味で写真を撮っている方の想いを良し悪しで決める事が出来ないと言うのが自分の考えです。
さとやま写真工房として書きますが、カメラは自分のイメージを写真にする為の道具です、高価なボディー、レンズが写真イメージを叶えてくれると思っていたら、残念ながらそんな事はあり得ません。 どんな高価なカメラを使っても撮る人のイメージが乏しいとそれなりの結果しか出ませんよ。
逆にイメージがしっかりしているなら安価なカメラ、今はスマホでも感動的な写真が撮れると思っています。
写真撮影を仕事にしている自分が道具の話をします・・・何故?高価なカメラ本体、レンズを使うか?・・・料理が好きなので料理人に例えますが、料理人が高価な包丁を使う、場合によってはオリジナルで作ってもらう包丁を使う事と一緒と考えてください。
高価な道具は切れ味等々基本的な事は勿論の事ですがしっかりしていて、更にメンテナンスをしっかりすれば耐久性能が高いんです、故に仕事で使う場合は高価な物になってしまいます、長く愛着を持って使いたいからです・・・道具は減価償却後も考えます。
先程撮った庭の花を見ながら自分の想いを書いてみます。
良い道具は愛着を持って長く使えます。 ただ良い物でも寿命が有り様々な不都合が出て来ます・・そんな時に代替えを考えるのですが、はっきり言ってメーカーさんはプロカメラマンが使う事を考えていると思いますが、新製品はハイアマチュアさん達やカメラ機能を殆ど知らない趣味にする方達をターゲットにしていて、プロがお勧めするカメラ、レンズ等々を宣伝に使うだけです・・車メーカーの感覚と一緒ですよ。 有名写真家さんがメーカーのカメラ、レンズを紹介すれば欲しくなるのが世の常です。
庭の紫陽花が出揃いました。
今時のカメラはオーバースペックだと思っています。 自分が仕事としているカメラ機能を使うのは50パーセント位かな・・・ほぼカメラ機能を使いこなしていません。
レンズも同じで開放値が小さい高価なレンズ・・・仕事撮影では殆ど使いません。自分が有名写真家で自分のイメージで勝手に撮って写真集にすれば発刊する方達が居ると思いますが、仕事で開放値で料理を撮ったものならクライアントさんに受け入れて貰えませんよ、イメージ写真なら別ですが・・・要は撮影イメージで使い分ける事です。
ちなみに、絞り値、使い方の意味を分かって居る方なら分かる話ですよね・・・絞りの使い方、意味も分からず、やれ開放値が明るい、開放値が明るければ大口径のレンズになり持っててカッコ良い、塗装が白なら更にカッコ良いと思っているあなた・・・ぼ~っと生きてんじゃねぇ~よ!!とチコちゃんに怒られますよ。
ラベンダーです。
確かに写真を撮る道具としてレンズ、ボディーは必要ですが、メーカーが車販売と同じように定期的に売りたい道具にしては、趣味、素人相手に対してはオーバースペックを売りにして販路を広げたいとしか思えないんですよねぇ~。で、メーカーはそれで良いとしても使うユーザーもただ高価な物が良いと考えないで、普段使う道具にそこまでのスペックが必要なのか?考える事も大切だと思いますよ。
ギボウシです・・咲き始めました。
紫陽花が咲きそろいました。
さとやま写真工房・・・最初に言いたいのは機材やカメラやレンズが写真の良し悪しを決める訳じゃ有りません。 使い方、絞りを始め機能の意味が分かって居れば安いレンズでも高級レンズと同じ描写が出来る事を知って欲しい・・・確かに耐久性も合わせて望むなら高価になると思います・・・要はイメージと道具を使いこなす事を覚えれば散財が少なくなるんじゃないかと言う話でした。