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「KIAT通信」その2 〈一枚目完成までの長く曲がりくねる道〉編

2019.06.18 12:38

前回の<その1>でお伝えした、

ドラム再録音から24日目の今日は、

ベースの再録音を行なった。

場所は僕の自宅である。


ちなみに自宅の周囲は

とんでもないことになっている。

目の前はこんな感じ!

毎日、工事車両が出入りするだけでも

騒音計は80dbを記録したりする。

そのうえ最近はガス管の入れ替え工事で、

土日もかまわずガーガーと重機が唸る。

先日などは夕方5時半になっても

まだやっていたので、

「一日中耐えているんだから、

   5時になったんだから止めようよ」と苦言。

現場責任者は恐縮してくれて、

5分後には重機を止めた。

朝8時以来、普通の環境が戻った。


日々、この環境でのレコーディング作業を

余儀なくされる。

ベーシスト天崎直人は例の「真っ青ベース」

をしょってやってきた。

ヘッドホンをすれば、

とりあえずは周囲の雑音から

隔絶された世界に身をおける。

ただし工事により不安定になる

電源環境はゴマカシが効かない。

録音用パソコンはバッテリー駆動にし、

安全マージンを確保する。

然してレコーディング・セッションは

スムーズに進行。2曲3テイク、

ダイナミクス溢れるプレイが録れた。

すでに出来上がった音源をやり直すのは、

普通ならかったるい作業になりがちだ。


それをやったのには二つの理由がある。


ひとつ目はドラムス高橋克典が、

さらなる完成度を求めたこと。

ふたつ目はデビューライブを通じて、

楽曲のアレンジが進化したこと。


より高みを目指して、

今日も祝杯をあげたい。


さあ、仮ミックスを作ろう、

明日に向かって。