陸前高田9年前の同じ風景
2019.06.19 12:04
↑ この写真は初めて現地を訪れた、2011年4月6日
道路の向こうに見える陸前高田の街は壊滅してます。
↑ 翌年2012年6月。
建物は一切ありませんが、緑が見えています。
↑ 今年2019年6月。
街は10m以上もかさ上げされており、家や商業施設も建っています。
9年間毎年この景色を見てきて、
状況は1年1年変化しているなぁ、と感じます。
ずっと同じ状態では留まっていないのですね。
何事も。
全ては無常。
存在するものは絶えず移り変わっているし、
形あるものは必ず壊れる。
人間も一緒。
いつまでも若くいられない(笑)
私たちは
やっと得た地位や名誉、お金も、また人間関係や自分の肉体も、
さまざまな自分を取り巻く環境に対して不変を望み、
このままであって欲しい、と願う。
仏教では〝執着〟
この執着が苦の根本的な原因であると。
さらに、
世の中のあらゆるものは、
すべてがお互いに影響を与え合って存在しています。
「自分1人で生きてる」と思ったら大間違い ♫
人間そんなに偉くない ♫
それらを本当に理解した上で世の中を見ることができれば、
どんな現象にも一喜一憂することなく心が安定した状態になるはず ♫
少しでも目指そ ♫
STUDIO HIGUCHI 校長。