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何が生まれてもオッケー!という安心感。

2019.06.20 13:33

こんにちは、松本佳奈です。


Facebookで、ずっと興味深く見ていた 『保育園の「表現者たち」展』というページがあって


今月、2週に渡って大人のためのアートワークショップが開催されると知って、速攻で申し込みました(もちもちくんは留守番)


今日は最終日。家からゴミを持ち寄って、好きなものを選んで何か作っていく。

ゴミの山が宝の山に見える!きらきら!



透明コップの中にゴージャスな宇宙を仕込みました。さてどうする?



完成形をイメージして作り始めるのではなく、素材を手に取って、置いてみて、そこから浮かぶものに素直に従う。これをしちゃいけないとか、こう使わなきゃいけないとか、制限をかけない。


同じ条件で始めても、人それぞれ、全く違うものが出来上がります。

制限のない中で、評価を気にせず思い切り表現する。意味を考えない。心の向くまま、とにかく夢中で作る。


心から集中した時、人目なんか気にならなくなる瞬間がある。没頭。そうして生まれた作品には、正しいとか間違っているとか、上手い下手とか、優劣がない。否定されたり、評価されるようなものじゃない。


何が生まれてもオッケーという空気。

肯定という安心感。


ああ、大人こそ、表現することが必要!

本当に!

私は学校の評価制度や、親が子供に一方的に価値観を押し付けることに非常に大きな抵抗があります。表現を否定されて育ってきた大人が、また子供を否定する。その負のループを、断ち切りたいんです。


自分を卑下させる謙遜の文化や、人目や評価を気にしないと生き残れないコミュニティなんて消滅しろと思っています。


表現してみて初めて、その人の中に何があるのか、何を考え生きている人なのかが、目に見える形になって現れる。それがとっても面白いなあと私は感じます。そこに忖度はいらない。

今日の会場は練馬区氷川台にある「あそびーむ」さん。そこから歩いて行けるところに練馬区立子どもの森があり、誰でも自由に遊ぶことができると聞いてちょっと寄り道しました。

盛大な泥んこ遊びができる山!お堀が掘ってある。めちゃくちゃ楽しそう…

今度はもちもちくんを連れて遊びに来よう。木更津からは車で1時間ちょいでした。

もうこの1年ほど、新しい曲が書けていません。私は歌詞とメロディの断片が同時に降ってきて、そこから前後を「探していく」という曲の作り方をします。


人生の中で衝撃的な出来事、憤慨する出来事、強い抵抗、そういうものから曲が生まれるので、何も浮かんでこないということは平和の証拠なのかもしれないけど。それにしてもこんなにも降ってこないと、もう一生書けないのでは?という気持ちになってきます。


新曲を期待されているんじゃないか

大したことないなと思われたくない

いい曲を書きたい


そんな邪な思いが、想像力を枯渇させているのかなと思う時があります。


リハビリのつもりで、絵を描く。人目を気にせず、表現する。きっとこのスランプ期間を乗り越えた先に、ハッと眼を見張るような、新しい世界がある。だから今はとことんスランプと向き合おうと思います。


自分の表現の広がりを諦めないぞ。


ではでは、おやすみなさい。