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逆のものさし講新聞 「後世への手紙」

「幸福」佐古田

2019.06.21 09:00

「幸せ」という言葉に、なぜここまで沢山の人が囚われてしまうのだろう。



もっくんの文章にもある、「幸せという字は、土の下に、鎖で繋がれた人間」という囚われた状態を指すようだ。たしかにそんな感じがする。心の弱い私なんかは、煩悩まっしぐら、繋がれっぱなしである。



これだけの人が幸せを求めている、一種の飢餓感は、一瞬でも「幸せのようなもの」に過去触れたことがあるからではないか?もしくは人間が生まれながらにどうしても持ってしまう本能につながっているような気がしてならない。



幸せを求める心を分解すると

「保護されたい・安心したい」という願いに行き着く。孤独になればなるほど不安や恐れをどうしても人間は感じてしまう。



現世は人々が分断された社会のように言われる。

人は必ずこの人が助けてくれるという確かさを持たず、お金や何か幸せらしさを心の拠り所にしたい。



肉体には食欲や性欲があるように、心はどうしようもなく安心したいという生命の欲があるのではないか。その欲をこの世界の言語で「幸せ」と表現していると私は感じる。