「宇田川源流」 【土曜日のエロ】 何らかの取引で性交渉を求めるという昔からある手口が現在になって問題になる理由
「宇田川源流」 【土曜日のエロ】 何らかの取引で性交渉を求めるという昔からある手口が現在になって問題になる理由
土曜日のエロの日である。今週は、なんだかわからないが警察とか、刑事犯罪者の話題ばかりであったような気がする。まずは大阪の警察官襲撃と拳銃強奪事件。まあ、関西テレビの常務の息子であったなど、様々な話があるが、まあ、複雑な事情があったのではないか。しかし、何か知らないが、裕福な家であったり、優秀な人の家の子供がおかしくなってしまうようなことが多い気がする。そういえば、練馬区で元次官に殺された引きこもりの息子も、同様に「優秀な人の息子」である。二つの事件でそのようなことを言ってはいけないのであるし、すべてにそれを当てはめることはいけないのであろうが、何らかの育て方の問題や、息子の性格への傾向があるのかもしれない。
もう一つは、実刑が決まっている人の収監の時に逃げられた事案。これは現段階でまだ解決していないのであるが、まあ、警察というか検察というか、少し、おかしかったのではないかという気がする。なんというか気のゆるみというか、そのようなものがあったのかもしれない。実刑が決まっているということは、当然に裁判を受けているということであり、その裁判の様子などで、その犯人の性格なども見えているはずだ。それにもかかわらず「取り逃がす」ということは、あくまでも検察側に問題があるという気がしてならない。
まあ、この二つの事件が大きな事件であり、なんというか、今年になって、川崎の小学生バスの襲撃事件なども含め「人の育て方」もっと言えば「団塊ジュニアの育て方の問題」というのが何か大きく社会にのしかかっているような気がするのである。
私はといえば、参議院選挙の予想などで様々な話をしている。まあ、その辺はおいおいお話をすることにしよう。
さて、今日の「エロ」は「チケット取引の悪用」である・
チケット取引を悪用 性交渉を求めるケースも
ツイッターなどSNS上で散見される、チケットやグッズの取引。見たい舞台のチケットが取れなかった人にとっては、「急に用事が入って行けなくなった」などの事情でチケットを譲ってくれる人は救いの神に見えるかもしれません。しかし最近はそのチケット取引を悪用して、性犯罪につながる様な行動を起こす人が目撃されています。
つい先日「注意喚起」としてネットに投稿されたケースでみていくと、この場合の投稿者(チケットを譲渡する側)は女性名。アカウントはすでに削除されていますが、削除前の投稿では譲渡するチケットの公演名、日付とともに、DMでの取引が呼びかけられていました。また、譲渡を提示しているチケットは1枚だけでなく、複数の公演におよび、金額条件はある公演の場合は「【無料譲渡】」、別の公演では「条件次第では無料」と記されていました。
そしていざDMでのやりとりが始まると、譲渡条件として自分の彼氏との性交渉が提示されました。「自分の彼氏と性的な交渉を持って欲しい」「別れたいけど別れきれないので浮気を彼氏に持ち掛けて欲しい」など。
DMに添付してくるチケット画面も、日付や枚数など記載がないものしか送ってこないなど、明らかにチケットを所有しているという証拠のない画面を送っており、チケットの実物写真を要求するとそれっきり音信不通となり、返事が来なくなったそうです。
こうしたチケット詐欺から性犯罪となりえる手口は、若手俳優が多く出演する人気舞台や人気の歌い手系、アイドル系など、あらゆる人気チケットで見られており、「友達が某アイドルグループのチケット譲ってくれるって言われて、手渡し条件だったから行ったら男で今からホテルに行ってくれたらチケットタダであげると言われた(そのまま逃げてきたらしい)って事があった」「これと同じような内容の取引を、○○○○譲渡の際に持ちかけられました。(お断りしました)」「やはり性を要求する様な内容で似たようなのやり取りを○○○好きの知り合いから見せてもらったことがあります」と、同様の手口に遭ったという報告もツイッター上に多数上がっています。
チケットの当選通知メールの画像は、以前から当選の嬉しさあまりにツイッターなどに画像をアップしてしまう人もたびたびおり、性犯罪を伴う詐欺行為を働くアカウントは、こうした画像を収集しておいてツイートしているものとみられます。
女性ファンが多い界隈で、同性を偽って詐欺と性犯罪を示唆する内容を手口とするこの行為は、卑劣極まりない行為です。こうした行為をする人は、複数のアカウントで同様の手口で女性を狙っている可能性も高く、中高生などでネット犯罪に巻き込まれやすい人たちには特に注意を促す必要があると思われます。
普段からネット上で交流があるとしても、交流している人の顔や素性が見えない以上、信用するのは危険なことです。若い女性を狙った悪質な行為は、ネット上という危うい世界の中で頻発しています。こうした犯罪に巻き込まれないようにするためには、個人間の取引ではなくリセールサービスを利用するのがいいでしょう。ちょうどタイミング的に、6月14日から「入場券不正転売禁止法」が試行されます。これに伴い、公式公認のリセールサービス(チケットを定価で譲渡できるサービス)が案内されるケースも増えていますし、今後さらに増えていくことでしょう。
どうしても行きたかったステージの抽選が外れると、ついネット上で検索してしまうことも多いと思いますが、こうした犯罪行為がある以上、うかつに手を出すのは極めて危険です。犯罪に遭わないためにも、こうした事案が多発していることを頭に置いておきましょう。
※画像のモザイクや本文の伏せ字は編集部にて処理。
(梓川みいな)
2019年06月08日 07時00分 おたくま経済新聞
https://news.nifty.com/article/technology/internet/12226-300253/
「○○と交換で性交渉を求める」というのは、昔からある状態であった。実際に、例えば、FIのサーキットであったり、ロックフェスであったり、あるいは何らかのコンサートなどで、事前に泊まるホテルがないなどのことで、女性がその日限りの男性の家に泊まり込んで性交渉を条件に止めてもらうというような話は、ある意味で都市伝説的に伝わってくることが多い。
つまり「自分の貞操観念」と「○○(チケット、またはその日の宿泊など)」との間において天秤が設置されており、そのバランス感覚がしっかりしていれば、問題はない。まああとは事故の選択の問題であるとしか言いようがない。
さて、ここにあるように「泊めてもらう」ということになると、まあ、部屋に上がり込んでそのままそこで寝るということになる。まあ「寝る」というのが二つの意味になっているだけのことであるが、まあ、それはそれということになるのではないだろうか。いずれにせよ、そのようなことがありうるということになれば、問題は全くないということになる。あとは、個人の自由意志だ。
しかし、これが「チケットと交換」ということになれば、その「交換のチケットがなければ詐欺である」ということになる。ここで考えなければならないのは「性行為を行われるのは詐欺といえるのか?」ということになる。本人は騙されたとはなるものの、実際には「財物の奪取」はないということになるのである。自分の体というか性行為を「財物」と考えるのかどうかはなかなか難しいところである。
一方、上記の記事にもあるが「ある程度、その内容を考える」ということである。記事の中に出てくる女性も「地検との現物を見せてくれ」という注文を出している。逆に言えば、「現物があれば要求に乗っても構わない」ということであり、単純に言えば、「自分の貞操観念と○○のチケットとは、貞操観念の感覚の方が低い」ということになる。それが「だまされるところだった」といっていることにすぎず、実際に、女性の貞操観念が低くなってきていることは間違いがないのではないか。
逆に言えば、「それらのチケットの現物を持っていて、なおかつ、その現物を必要としない男性がいた場合は、それでよい思いができる可能性が高い」ということになるのである。もちろん、「チケットの取引をきっかけにした自由恋愛」があってもおかしくないということになるのであるが、なかなかそのような考えには及ばないところが大きな問題ではないのか。
この「土曜日のエロ」で考えるのは、単純に「そのような詐欺行為がある」ということではなく、「チケットと交換でついてくる女性がいる」という貞操間の問題ではないかという気がしてならない。逆に女性が性行為をするハードルがかなり下がっているということになるのではないか。その辺のところが、全く意識されていないということが大きな問題になるのではないか。
来年の話になるが、オリンピックなどもそのような状況になる可能性は非常に大きい。もちろん、チケットの再販売などができないようにしているようであるが、実際に、そのシステムがどれほどうまくゆくのかはよくわからない。エロ目線からすれば「詐欺にならない自信があるならばチャンスが増えた」といえるし、女性目線からすれば「十分に気を付けなければならない」ということになるのではないか。まあ、あとは、その辺をどのように考えるのか、またはリベンジポルノのような二次被害が出てくるのかなどのことを考えておかなければならない。そしてこれらの内容は、間違いなく、「ネット・SNSの発展」によって、またはそのリスクを認識しない若者の間に広まっているということになるのではないか。
まあ、その辺の教育がうまくできていない。心の教育や貞操観念の教育ができていないということが、ある意味で、引きこもりなどと同一の観点になるのかもしれない。日本の教育を見直さなければならないのではないか。