”つまらない”と”おもしろい”

　6月の後半は、”つまらない”について子どもたちと考えました。つまらない本、つまらない話、つまらないテレビ番組、つまらない先生...”つまらない”と”おもしろい”の違いはなんだろう。

　今回子どもたちに出したお題は、「今日の日記」です。ただし、読み手（私）にリアクションさせることを意識すること。つまり、私に「すごいじゃん！」「なんじゃそりゃ」などとなんかしらの反応をさせようとして書いてね。というのが条件です。

　その中から、小学３年生の日記を紹介します。

　”わたしはいま、作文を書いているが、今やっていることを書いているからつまらないと思う。つまらないと思うから、つまらない。楽しいと思えば楽しいけど、やっぱりつまらないと思うから、つまらない。今日は学校のことを書くことが難しいから、今のつまらないことを書く。作文を書くのはふつうだけど、今は今だから、つまらない。やっぱり今は、つまらないと思うから、つまらない。今これを読んでいる人も、つまらない。”

　つまらないをここまで連呼するとおもしろい！大発見だね。と思わずコメントを書いた日記です。

日記は出来事を書くより、今日の気持ちを綴ることを小学生にもおススメします！