いよいよ明日(2019.6.23)です!
昨日の西日本新聞筑豊版に掲載をいただきました。
記者の安部さん、ありがとうございます。
いよいよ明日となりました。
FBメッセージ、電話(090-2078-5319)で予約を承っております。
本日中までにお申し込みいただけましたら、明日の受付にて前売りの料金でお渡しできます。
「ベートーヴェン55歳。人生の最期に残した40分の回想録とは?」
第14番は亡くなる前年の作品で、ベートーヴェンに大きな創造力が降りてきての作品でしょう。
7楽章構成、切れ目なしに演奏される破格の音楽です。
ベートーヴェンの人生の回想録が走馬灯で映し出されるようで、彼の人間らしさを知ることができます。
涙が絞られますので、ハンカチをくれぐれもお忘れなく。
それに併せて、まず幕開けはハイドン61歳、円熟期の作である作品71-2。
最初のロンドン演奏旅行の成功に裏付けられて、作曲された2つの曲集は熟達に洗練さが加わった銘品です。
弦楽四重奏曲の二つ目の一里塚を築くことになり、弟子のベートーヴェンが7年後に完成する弦楽四重奏の処女曲集の下敷きとなりました。
当夜の作品71-2はその代表作の一つです。
次いではベートーヴェンの40歳下のシューマンの第1番。
念願のクララとの結婚の後、シューマンに創作の充実期が訪れました。
そして慎重だった弦楽四重奏曲についに取り掛かり、そうして生まれた3曲集が演奏されます。
処女作ゆえのときめきと喜びに溢れる一方で、精神的な弱さが露わに描かれ、翌年より陥る鬱病を予兆するようです。
弦楽四重奏におけるベートーヴェンの周辺=ベートーヴェンに影響を与えた、与えられた楽曲を併せて聴く心憎い構成。
楽聖オマージュに相応しい一夜となりましょう。ご来聴を心よりお待ちしております。
バロックから私たちの時代の楽曲で祝うベートーヴェン250歳 10夜のオマージュ 2019-20年
<第4夜 クァルテット・エクセルシオ シリーズ13>
西野ゆか 北見春菜 ヴァイオリン
吉田有紀子 ヴィオラ、大友肇 チェロ
開演17時 開場16時30分
入場料 3100円、学生1600円 当日各500円増
未就学児入場不可
小、中、高、大学生(24歳以下)の方々を各回10人招待いたします(前日までの申し込み制)。
なお小学生は同伴保護者のチケット購入が必要です。
公益財団法人福岡文化財団、公益財団法人朝日新聞文化財団助成事業