春野菜でしっとりジューシー♪鶏肉のハニーマスタード焼き
★パサつきがちな鶏のムネ肉を、春野菜の力でしっとりジューシーにふっくら蒸し焼きにします。
【材料】2人分
・鶏むね肉 1枚(300g)
・新タマネギ 150g ※小玉1個分
・シメジ、エリンギ、シイタケ 合わせて200g
・白ワイン 小さじ2
・塩 少々
・ブラックペッパー 少々
(ハニーマスタードソース)
・粒マスタード 大さじ2
・プレーンヨーグルト 大さじ1
・はちみつ 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ2
(添え野菜)
・アスパラガス(太)2本(50g)
・オリーブオイル、塩 少々
・ミニトマト 3個
【作り方】
(1)材料の下準備。
・鶏むね肉は厚みを均等にして4等分にし、塩とブラックペッパーを少々すりこむ。
・キノコ類は石づきを落とし、食べやすくほぐしておく。
・新タマネギはくし切りにする。
・アスパラガスは、根元から1/3程度の皮をピーラーで剥き、4等分に乱切りする。
・ミニトマトは横1/2に切っておく。
(2)ボウルにハニーマスタードの材料を合わせてから、鶏むね肉を加えて全体に絡める。
★ヨーグルトの乳酸菌が、お肉の繊維をやわらかくします。
※季節になれば、すりおろしリンゴや、すりおろし梨もおすすめ。
(3)耐熱皿にキノコ、新タマネギを入れて、塩とブラックペッパーを少々振り、白ワインを周しかける。(2)の鶏肉と、ボウルに残ったハニーマスタードも残さずに乗せ、アルミホイルをかぶせて蓋をし、200℃のオーブンで30分焼く。
★水分の多い、春野菜のスチーム効果で、蒸し焼き状態になり、鶏むね肉がしっとりジューシーに仕上がります。
★マスタードに「酢」が入っているため、緑色のアスパラガスは別に調理する。=酢の作用で、色が悪くなってしまうため。
(4)オーブン調理をしている間に、フライパンにオリーブオイルを敷き、アスパラガスを香ばしくソテーする。
★焼き上がりに塩を少々振る。
(5)オーブンから(4)を取り出し、お皿に盛り付け、ソテーしたアスパラガスとミニトマトを添えて出来上がり。
★グリーンアスパラガスと丁寧に向き合うことで、鮮やかな緑色を損なわず、旬をおいしく美しく楽しめる。
三条市 飯塚農園 園主飯塚さんとアスパラガス畑から♪
この日は、アスパラガスの畑でアウトドアクッキングを楽しみました。(^-^)
【美容にいい話】
★春野菜が美容にいい3つのポイント♪
①水分が多く、低カロリーの野菜が多いので「ダイエット」に向いている。(トマト、キノコ、新タマネギ、春キャベツ、キュウリなど。)
②ビタミンC、βカロテン等の抗酸化物質を含む野菜が多いので「アンチエイジング」「美肌効果」が期待できる。(トマト、ニンジン、ブロッコリー、アスパラガス、イチゴなど。)
③代謝を促進するビタミンB群やアミノ酸を豊富に含む野菜が多いので、「筋力アップ」「疲労回復効果」が促進される。(トマト、タケノコ、アスパラガス、新ジャガイモなど。)
【やさいい話】
アスパラガスの美味しさを楽しむのなら、「茹でる」よりも、「生のまま炒める」のがおすすめ。
理由は、茹で過ぎると、硬い表面と、水分の多い内面との間に差が出て、筋が残ったような食感になってしまいます。
一方、フライパンで、生のまま炒めると、熱が直接あたる表面から、内面へ間接的に熱が入るため、バランスよく仕上がります。
ステーキを焼くような感覚でお楽しみいただくのがベスト!
Recipe & Photo 野菜ソムリエ上級Pro. 清野 朱美