いわぶち動物病院

ワクチンがアレルギーやアナフィラキシーを起こす理由

2019.06.23 10:22

ワクチンを打つことで、副作用が起きることがあるのは、ワクチンの中に、鳥や牛などのタンパク質が入っているためです。

これはウィルスを、その病気にはかからない牛などに注射して、そこから抗体(ワクチンの大本)を取り出すため、必ず入ってしまいます。

ただし、ワクチンの種類によっては、企業努力でタンパク質の量を減らして、副作用が出にくく改良されているものもあります。

そのため、当院ではタンパク量の少ない、つまり副作用が起きにくい、新しいワクチンのキャニバックやフェリバックを採用しています。

今一番タンパク量が少ないというのが売りだそうです。

ちなみに、その結果、効果が薄れるということはありません。

たまに売り切れなどにより、他のワクチンになってしまうこともありますが、その点はご了承下さい。