ピアニスト たっくやまだ/TAK-YAMADA

8/22「モンゴル音楽フェスティバル 〜南青山ナーダム〜」

2018.08.28 11:29

娘の夏休みも終わり、今日28日(火)から平常運転。

夏休み中、仙台に帰省している間は
休暇という感じでしたが、レッスンはいつも通りの日程。

ライブリハやセッションホスト@赤坂SaLa、
歌舞伎町で弾いたりと、あまり休みにはならなかったですよね…。

中でも8/22「モンゴル音楽フェスティバル 〜南青山ナーダム〜」は
自分にとって"夏休みの宿題"。

本当に久々の「書き譜」での伴奏依頼だったもので…。


馬頭琴のフルハシユミコさんのライブサポートは、
鳴っている音からコードを想像し、色付けをしていくスタイル。

年に2、3回のライブサポートやレコーディングを通じて、
民族楽器とピアノの融合を楽しんでいるのですが、
今回のライブは「アラーンズ・バトオチル」先生との共演が待っておりました!

頂いていた譜面を一旦Photoshopで読み込んで、
譜めくりし易い様にレイアウトを作り直したのが8/9(木)でした。

自分用の譜面が出来上がってからは
iPadで高校野球を流しながら(笑)練習、練習。


普段メロディ譜(メロディとコードのみの譜面)で仕事をしているワタクシ、
"ピアノの練習"といったら基礎練習をすることを意味するんですよね。

ハノンの第1部・第2部・スケールや
ツェルニー30番、バッハのインヴェンションに
ソナチネ・ソナタ…といった所が基礎練習。

身体をつくること、テクニックの維持・向上を目指した練習はするけれど、
新たに譜面を読んで…っていうのはほぼやらないに等しいですね。

そうは言っても、久々に譜面を読んで練習していると、
目の感覚・手の反応が復活しててくる感じ。

たまにはやってみるものですね。

多少飛び飛びの日程で練習したので、
仕上げまでは5日間位ですかね。

まぁ一人で弾いていてもわからない部分はありますし…。

演奏時間10分の馬頭琴協奏曲ですから。


本番前日に初顔合わせ&リハ。2回通しをして終了。

そして本番―。

当日リハで1回確認で通してからの本番でしたが、
バトオチル先生の呼吸を感じながら、
ジャズやシャンソン等のルバートに合わせるテクニックで
ピタッと寄り添う伴奏が出来たのではないか、と思っております!


今回のライブは貴重な経験が出来まして、
ピアノ弾きとしての引き出しが増えたかなと。

2018年はポップスの現場だけでなく、
合唱との共演、民族楽器とのコラボ…といった
新たな世界が広がった感じですね。