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そうだ、ニューヨークへ行こう

【欧州:パリ】Day 20 &21

2019.06.23 19:19

明日からロンドンのミキさん(仮名)が遊びに来る!

まずはミキさんからの命、

「行きたかったレストランが滞在中に休業なので、それまでに行ってランチ、もしくはクッキー買って来て!」を実行。



パリ11区の超有名店mokonuts。小さなカフェのお店のようだけど、ランチのみ営業で、予約しないと1人でも入れないと。

シェフの奥様の日本人のモコさん、1人でホールを仕切ってました。

ランチは諦めて、クッキーをゲット。

お料理はご主人がレバネーゼを。焼き菓子はモコさん自らだって。


仕方ないので、近くでランチを。。

レバネーゼかなーと思ったけど、ミキさんが来たら中東三昧かなーと思い、ふと目に入ったインド料理屋に。


もちろんチキンティカマサラを。

バスマティライスがふっくら炊けてて、美味い❣️各国1回はカレーを、、と思って食べたけど、絶品。どの国よりも美味しい‼️さすが美食の街、パリーー!

バスマティライスだけでも多くて食べきれないのに、焼きたてのナンが登場。ナン・フロマージュは、カマンベールチーズ入り。そのままでも十分美味しいのに、カレーに付けると止まらない。

こんな美味しいインドカレーがあるなんて!


さすがの私も食べきれなくて、ライス半分とナン1/4を残す。。悔やまれる。。


ホール担当のインド人マネージャー(?)が、1人で寂しく食べてる私の相手をしてくれる。


「どこから来たの?」

「旅行?」

「フランス語話せる?」


フランス語は元より、インドアクセントの英語も苦手なので、聞き取りが難しい。必ず2回聞き直す私。。


「これまで北欧やドイツでもカレー食べたけど、ここのは絶品だわー」と褒めてあげる。


「日本では仕事してるの?」

「こっちでは何時に寝るの?」

「11時?12時?」

ネタが尽きたか、不思議な質問をしてくる。


「11時くらいかなぁ」と答えると、、


「仕事終わったらコーヒー飲みに行かない?」


え?!

ナンパ⁉️


インド人のオッさんにナンパされるの巻。

そうか、その手があったかーー。

ナマステ度の高い私。絶対に日本人には見られないけど、ストレートにそっち方向ならモテモテだったか、我が人生。



鼻で笑ってお断りいたしました。

ありがとう✨


帰宅後、大家カトリーヌに笑い話で話すと

「パリじゃ普通よー。女性を見たら誘うのがマナー!」と。


イタリアじゃあるまいし!!

これまで3週間、ナンパされたのは初だが。。マナー違反だぞ、フランス人達!


さて、カレー後は、いつものルロワでなく、高級DIYのBHVへ。

東急ハンズ的な。めっちゃオサレ。

カトリーヌが何を言いだしても対応出来るように市場調査を。。


欲しい物だらけだわーー。ヤバいわーー。

このBHV、上階は普通にブランド物も入る総合百貨店。地下だけDIYなのです。

最上階のトイレの壁に「パノラミックビューをお楽しみください!」って書いてあった。

パリっぽいねー。


探していたクッションカバーのサイズが無くて、何も買わずに出る。。


地下鉄4番線のロシュシュアールで降りると、アフリカ移民の皆様が熱烈歓迎。タバコとテレカを売っていらっしゃる。

こんな様子はパリでも、この辺りから、北駅くらいまで。


先日のユダヤ人街の生地屋に行き、生地を購入。帰国後はまずミシン踏もう。


生地屋街の側の教会。

Crypte du martyrium de Saint Denis

3世紀のパリ最初のカトリック司教・聖ドニ(サンドニ)が、ケルト民族パリジー僧侶に火焙りにされ、首をはねられ殉教した場所。

金曜のみ公開とのことで、翌日、出直す。


翌日は夜のミキさんの到着に合わせて、遅め行動で。

サン・ドニ詣でに向かうと、ちょうど学校が終わった時間。


おそらく学年末最後の日だったのであろう。終業式とか卒業式も無い国だから、解放された小中学生がウジャウジャ&キャーキャー。


最後の日名物、小麦粉爆弾と、生卵爆弾が飛び交う。

混乱に巻き込まれては困るので、遠巻きに見てると、もう、そこらの店やら道路やら、生卵&小麦粉だらけ。

逃げ惑う子供達。

そのうち、先生が現れ、首謀者達はこっぴどく怒られてました。

まぁ、夏至の風物詩ということで。


気をとりなおして、教会へ。

地下なの!!(地上は大騒ぎ)

質素!!

サン・ドニ殉教後、16世紀にはイグナチウス・デ・ロヨラやフランシスコ・ザビエルがイエズス会を設立した由緒正しい教会。

そんな立派な教会が当時のままに残されてるなんて素敵過ぎる。

モンマルトル(マルトル山)も、古仏語で「殉教者の山」という意味なんですと。

在パリ50年のタエコさん(仮名)のご主人テツさん(仮名)におススメされて見に来たけど、これは本当に貴重な教会。

あの絢爛豪華なパリのカトリック教会のルーツがここに。


サン・ドニは、処刑で首をはねられてから、自分の首を持って、山を登り、湧き水で首を洗って、説教しながら数キロ歩いたんですと。(平将門なみの話)


その首を洗った場所が、今は公園に。

この首持った像、パリ中で見かけるの。

横から見ると分かりやすい。。生首が説教するって、かなーりホラー。。


来週は、サン・ドニが、首持って歩いて息絶えた場所、サン・ドニ教会を訪ねてみよう。。


モンマルトルでお茶。

La Maison Rose

サクレクールと逆方向。サン・ドニ首公園のすぐ側のカフェ。

キャロットケーキを。レモンクリーム美味いーー。

良い店だーー。


近くには、、

ぶどう畑が!!

さすが、山!パリ市内とは思えない!

坂が多くて暮らしにくそうだけど、めちゃくちゃ素敵なエリア!

Au Lapin Agile

18世紀に宿坊として建てられ、19世紀にキャバレーとしてオープン。

ゴッホ、ルノワール、20世紀にはピカソ、ロートレックなど、画家、作家、詩人達の溜まり場だったオ・ラパン・アジル。

死ぬまでに訪れたい100の〜にも選出されたそう。

現役営業中。

開いてる時間に来たいけど、こんな山奥、どうやって来れば?ってトコ。(サクレクールから徒歩10分くらいだけど)


いいとこいっぱいあるわー。パリ❣️

サクレクールを裏から激写。表の喧騒を離れ、裏に回ると静かな住宅街に良いスポットが沢山。


さぁ、ミキさんを迎えに北駅に行こう!!