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Vol.8「四柱推命でわかる財運や仕事運・その2」

2015.06.12 01:56

四柱推命では、命式にある七つの通変星のバランスをみることで、財運や仕事運がわかります。それぞれの通変星の示す、財運・仕事運の傾向を、前回に引き続きみていきましょう。

「偏財」は商売の星で、人とお金の出入りが激しい宿命があります。派手で変化や大衆に縁があるような仕事が向いています。サービス業、販売、交通、流通、宣伝、保険、証券などの業界で成功します。個人の財運としては、お金は入ってきますが、活発なつきあいなどで出費も多くなりがちなので注意が必要です。

「正財」は数字と財産に縁がある宿命です。会社の経理や資材管理、人事など、企業の財産を扱うような職種が向いています。情報処理や機械のメンテナンス、製造や研究など、地道になにかを管理をするというような世界で成功します。この星自体が財を表しますのでお金も集まります。ただ、正統派で地道な集め方です。金融商品など投機的なことや、ましてやギャンブルには向きません。

「偏官」は、地位や権力を使って財を集める暗示があります。役所勤めや警察、警備関連、なんらかの監督を行う部署に適性があります。他の星次第で、企業で出世するか、事業の経営者か、技術者かは、方向性は分かれます。

「正官」は、几帳面で真面目なので、固い職業が向いています。役所や教育関連、法曹関係、事務系が適職です。公務員や、民間でも大企業や財団法人など、組織が大きいところほど相性がよくて出世できます。起業や副業といったことではなく、勤め人として出世するといったような正攻法スタイルで財産を築くタイプです。

「偏印」は、特殊技能や個性を生かして財を集める暗示があります。適職としては放送、出版やアパレル、デザイン関係、美容関連などが向いています。料理人や水商売、アフィリエイトブロガーなど個性で人気を得る特殊な仕事も縁があります。副業などいくつかの仕事を並行して行うなど人と違うことをして財産を作るタイプです。

「印綬」は頭脳や特殊な才能でお金を集める宿命です。研究者や通訳、教育、医療、士業などが適職です。ひとつのことを掘り下げその道の専門家になることで財を集めます。単独で地道にできることに縁がありますが、足りていない人との協調性にもっと気を払えば、大きな成功を収めることができます。

以上が、通変星ごとにみた、財運・仕事運のおおまかな傾向です。星の並び方や、占いたい年などの時期も影響をみなければいけないので、実際はもっと複雑です。転職や起業を考えている人はそれに適した時期、経営の才能があるか、といったことも鑑定するとわかります。