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Vol.7「四柱推命でわかる財運や仕事運・その1」

2015.06.12 01:56

四柱推命では、財運や仕事運は命式にある七つの通変星のバランスで占います。通変星は生年月日によっては、同じ星が複数ある場合もあり得ます。通変星は10種類ありますが、系統ごとにわけると比劫星、食傷星、財星、官星、印星の五系統あります。これらをなるべく均等にもっていると、安定した運気をもつということになります。これらが偏っていて3つ以上同じ星が重なったり、ない系統があったりしてバランスが悪いと、時期によって良い時と悪い時の差が激しくなります。

財運や仕事運は、自分の才能だけではなく、上司やビジネス相手との相性、適職についているかどうかや時勢などとの関係で左右されるので、複雑で総合的な鑑定が必要です。ですので、ここでは目安として、月柱の天干にどの星がくるかでわかるおおまかな財運・仕事運をみていきましょう。

「比肩」は自我が強いため、人と共同で仕事をすることには不向きです。サラリーマンよりは自営業や、技術を提供するような仕事で成功を収めます。士業やプログラマー、デザイナー、マスコミ関係などが向いています。独立やフランチャイズ展開なども吉です。「劫財」は、事務系よりも営業マンや接客など現場で力を発揮します。誰かと協同するより自分ひとりでできる仕事だと財運を呼び込めます。飲食業や不動産業、仲介業などが向いています。起業でも財を成す暗示があります。

「食神」は、それほど頑張らなくても衣食住に困らないという宿命があります。人とからむような職種の適性があり、接客や交渉能力が高く実務力があります。サービス業や飲食業、衣食住に関わるような業界で成功します。転職や脱サラは向いていません。経済的に困ることはほとんどなく、不思議となんとかなってしまう財運です。

「傷官」は、資格や専門的な技能を発揮する仕事が向いています。弁護士や税理士、医師やスポーツ選手など特殊な技術で財を成す暗示があります。センスもよいのですがプライドが高く人と衝突するので、人との協力が必要なビジネスではうまくいきません。他に財星があれば、事業のオーナーとしての才もあります。残りの星については次回、みていきましょう。