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Vol.1「驚異の的中率“占いの帝王”四柱推命とは?」

2015.06.09 00:49

世の中にはどれだけの種類の占いがあるのでしょうか?大きく分けても、西洋占星術や数秘術、タロットといった西洋のものと、断易や風水、九星気学や姓名判断などの東洋のもの、マヤ暦のように中南米のものなど、世界中のどのエリアや民族にも占いは受け継がれています。

でも、そうしたもののなかでも、特に東洋の占いの中で“占いの帝王”と言われる占術があるのを知っていますか?「四柱推命(しちゅうすいめい)」です。四柱推命は占いたい人の生年月日をもとにして基本的な性格や人生の傾向をみていくものです。ベースとなる世界観は陰陽五行と十干十二支の考え方です。これは中国の占いを知っている人にはおなじみになる東洋独特の考え方です。元となる理論は紀元前の中国の戦国時代からあるとされますが、今から900年前の宋の時代に徐子平という道教の道士がまとめあげた占術です。 

四柱推命とは?

四柱推命の四柱とは占う人の生まれた年、月、日、時間のことです。それぞれの項目を年柱、月柱、日柱、時柱として、生年月日ごとに、あらかじめ決まっている十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)を当てはめていきます。それぞれの柱には「天干」「地支」「蔵干」という項目があるので、天干と蔵干には十干のうちのどれか、地支には十二支のどれかが入ります。そして、ここが四柱推命のポイントなのですが、これらの組み合わせによって、様々な気質が生まれます。これらの組み合わせを通変星や十二運といいますが、ここで出てくるのが、最初にお話ししたもう一つのベースの考え方、陰陽五行の考え方です。これについては次回以降でみていきます。

十干と十二支の組み合わせは60種類ありますが、時柱に限ってみても一刻(2時間)ごとに変わります。つまり、たとえ同じ日に生まれたとしても12通りの運勢のパターンが存在するわけです。四柱推命がどれだけ複雑で、とんでもない数の組み合わせのパターンがあるか、想像がつくと思います。

それだけ細かい四柱推命は、財運なら浪費をするかどうか、お金を集める方法、事業の向いているジャンルまで、恋愛なら、相手の好みの傾向から、付き合い方、二人の結びつきの強さ、体の相性、浮気の可能性まで、といったとても具体的な内容について占うことができることができるのです。これが「占いの帝王」と呼ばれる理由です。それでは、次回は四柱推命の仕組みについてみていきましょう。