Vol.7「サバサバ熱血恋愛の箕宿・芯が強く人気者の斗宿・好色でマメな女宿」

宿曜占星術にある２７の星の気質や恋愛傾向です。「箕宿」（きしゅく）の星をもつ人は頼りになる親分肌で荒っぽいが江戸っ子のような人です。恋愛をすると好きな相手のためなら火の中にも飛び込むような勢いでわかりやすいですが、鈍感です。金払いがよく派手に遊びます。相性がよくない星に対しては遠慮がなくなると場合によってはわがままになったりＤＶの気質もあります。相性が良いのは「栄―親」の関係にある「斗宿」（とうしゅく）、「尾宿」（びしゅく）、「翼宿」（よくしゅく）、「婁宿」（ろうしゅく）、「昴宿」（ぼうしゅく）、「星宿」（せいしゅく）です。「斗宿」の人は度量があり多少の粗雑さは気にせず認めてくれます。「尾宿」は内向的なので正反対ですが、一本気なところはウマが合います。「翼宿」は落ち着きがある人なので「箕宿」のよき理解者です。「婁宿」は気配り上手でフォローしてくれます。「昴宿」は気品と知性のある人で、教養を与えてくれます。「星宿」も裏表のないところを好きになってくれます。

「斗宿」（とうしゅく）の星をもつ人は、おだやかですがどこか華があり人が集まってくる魅力があります。内面はプライドが高く激しい気性で負けん気が強いです。恋愛は自分でアピールするのは苦手ですが人気があり相手に不自由しません。ライバルがいる場合は人が変わったように燃えます。相性が良いのは「栄―親」の関係にある「女宿」（じょしゅく）、「箕宿」（きしゅく）、「胃宿」（いしゅく）、「軫宿」（しんしゅく）、「張宿」（ちょうちゅく）、「畢宿」（ひっしゅく）です。「女宿」は「斗宿」のファンのようになってくれてなんでも助けてくれます。「箕宿」も親分肌を「斗宿」のために発揮して支えてくれます。「胃宿」はわかりにくい性格なのですが「斗宿」の魅力にはやられて尽くしてくれます。「軫宿」は女房役をしてくれ「斗宿」の苦手な細かい部分を気配りしてくれます。「張宿」は派手で華のある交際を用意してくれます。「畢宿」は落ち着いた恋人で優しく見守ってくれます。

「女宿」（じょしゅく）は、行動力があり権力意識がとても強いです。人当たりがよさそうにみえて実は気難しい性格です。恋愛面ではとても好色でマメです。相手をとっかえひっかえという傾向があり、浮気や不倫も平気ですが、本人は冷めていて相手に溺れはしません。相性が良いのは「栄―親」の関係にある「虚宿」（きょしゅく）、「斗宿」（とうしゅく）、「角宿」（かくしゅく）、「昴宿」（ぼうしゅく）、「觜宿」（ししゅく）、「翼宿」（よくしゅく）です。「虚宿」は礼儀正しい個性派でこちらが理解者になってあげられます。「斗宿」は曲ったことをしない人なので尊敬できます。「角宿」はさわやかで気さくなので癒される相性です。「昴宿」は華があって上品なので憧れの存在です。「觜宿」は口うるさいですが価値感が重なるので嫌な気はしません。「翼宿」は堂々としているところに気持ちが惹かれます。