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Vol.7「あなたの行動タイプ 対人関係 その1」

2015.05.27 02:07

算命学は、これまでみてきた、潜在意識を表わす「陰占」(いんせん)と「陽占」(ようせん)の二つで成り立ちます。陽占は人生の様々な局面を「人体星図」とよばれる、「頭」や「右足」など人の体の8か所になぞらえて、十種類の「十大主星」と十二種類の「十二大従星」を当てはめたものです。これをみることで、性格や対人関係、人生の各時期の運命などがわかります。

まず、人体星図とはどのようなものでしょうか?あくまでも、人体の八か所をそれぞれの時期や、対象に見立てて、そこにどの星が巡っているかによって占うたための配置図にすぎません。実際の人体の部分に影響が出るという意味ではないのです。肩と足は人生の時期を示します。人体星図に右肩はないので、左肩・左足・右足の三か所です。左肩は子ども・青年期の運命を表わします。この部分に巡って来た星は青年期に作用が現れる、という意味です。また、物事の初期という意味もあります。続いて左足は中年期の運命を示します。物事の進み方をも示します。そして右足は老年期の運命です。また、物事の結果について表わします。

人体星図の他の部分は、対象を表現したものです。頭は、親・上司など目上の人との関係、物の考え方などについて示します。左手は、兄弟・友人や社会との関わりについて示します。右手は夫・妻や、結婚運について示します。腹は、子どもや後輩、部下との関係や未来について示します。そして、胸は自分自身を示します。

さて、これらの人体星図を巡る星、十大主星を実際に当てはめていきます。これらは生年月日によってひとりひとり異なるものです。貫索星(かんさくいせい)は、反発、頑固、独自性という意味があります。たとえば、人体星図で「目上」を示す頭の部位にこの星が出現する人は、親や上司に対して反発して自分を貫こうとする宿命がある、ということが読みとれます。石門星(せきもんせい)は、社交的、協調性、統率力という意味があります。たとえば人体星図で友人や兄弟を意味する左手にこの星がある人は、友達が多かったり長男・長女的なポジションで、リーダー的な立場になることが多いはずです。鳳閣星(ほうかくせい)は、柔軟、素直、伝達という意味があります。たとえば人体星図で、配偶者を示す右手にこの星が出現した人は、恋人や夫・妻に隠し事はせず、相手をうまく立てることができる人でしょう。十大主星の残りの7つは次回お話します。