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Vol.2「あなたの本質は何タイプ? ゆっくり成長「樹」タイプ・適応力の高い「草花」タイプ」

2015.05.25 02:38

算命学の「陰占」では、生年月日で、甲、乙、丙、丁などの十干という要素で十種類に分類し、これに十二支の要素も加えて組み合わせて60種類の気質に分けて占います。ちなみに、この60種類の分類は東洋の暦の基本的な考え方でもあり、甲子、乙丑、丙寅、というように十干+干支で組み合わせていき、これが年ごとにもつけられているのです。今年、2015年は乙未(きのとひつじ)の年です。あまり現代人にはなじみがないかもしれませんが、たとえば阪神甲子園球場1924年の甲子(きのえね)の年に作られたので、甲子園と名付けられたというのが由来なのです。

ここでは、簡単に十干で分類した十種類の気質についてみていきましょう。まず「甲」の気質のグループの人は「樹木」を意味します。基本気質としては、自我をもち、自分のペースで進む独立的な気質です。「甲子」(きのえね)だと、樹木が土から伸びようとして見えない所で努力する様子を示します。キャラとしては、地味な裏方タイプでしょう。「甲寅」(きのえとら)は春になり草木があちこちで伸びる様子から、建設的という暗示をもちます。キャラとしては、自分でなんでもやってしまおうとするタイプです。「甲辰」(きのえたつ)は、草木が種から芽を出すという暗示があります。このためキャラとしては目立ちたがり屋だったり、リーダーシップを意味します。「甲午」(きのえうま)は、樹木が上から覆いかぶさる土をはねのけ伸びるという暗示があります。キャラとしては自分を犠牲にしてでも人を助ける性質です。「甲申」(きのえさる)は、冬に地中に張る根の様子から、困難に耐えることを暗示します。キャラとしては自己犠牲の精神をもっていたり、ストイックに耐える気質です。さいごに「甲戌」(きのえいぬ)は、古い樹が落ち葉を積もらせ翌春の成長の準備をしている暗示をもちます。キャラとしては人、特に後輩や部下、結婚相手を導き育てるというタイプです。

続いて「乙」の気質のグループは「草花」を意味します。存在感のある樹木と違い、小さく、それでも生い茂る草花は雑草のパワーのように適応力の高さを示します。「乙丑」(きのとうし)は、春先に出てきたばかりの芽が寒さに耐えている様子を暗示し、キャラとしては忍耐する気質を示します。「乙卯」(きのとう)は、春の草の力強さを暗示し、キャラとしては自分中心的なリーダー格を示します。「乙巳」(きのとみ)は、夏の生い茂る草を暗示し、キャラとしては、人情深い肉親を愛する気質です。「乙未」(きのとひつじ)は夏の乾いた土地に生える草で、キャラとしては支えてくれる存在を欲する堅実な人です。「乙酉」(きのととり)は、摘まれた草花を暗示し、キャラは、自分は冷静だが周りに対して存在感のある人です。「乙亥」(きのとい)は、水の上に浮く浮草で、キャラとしては頭の柔らかい感性の人です。