【風水占いで国が動く】風水は時代を変えた!?(その2)
2015.02.14 01:45
多民族国家のシンガポールも、風水の力を国全体が活用しています。例えば有名な話。マーライオンが風水師の一声で移動したって知っていますか?
マーライオンで経済発展
一説によると、国が不況に陥った時に風水師にみてもらったところマーライオンの位置が問題だ!との言葉があったそうで、国はマーライオンを海の方へ移動。すると不況が吹き飛び、国は大きな躍進を遂げて今の華やかなシンガポールに発展したということです。この経済発展が風水の力だと信じるかどうかはあなた次第。ですがマーライオンを移動した国の実行力はすごいですね・・。
有名なシンガポールの風水の話をもう一つ。シンガポールで地下鉄の開発をしていた時。風水で重視される「龍」の通り道(幸運の通り道という感じでしょうか……)に影響すると言われ、このままでは国が傾く。と強烈な難色が示されました。そして風水師にアドバイスを求めたところで提案されたのは、国民みんながお守りを持つこと。
しかしながらシンガポールは多民族国家ですし、中国が起源と言われる風水をゴリ押しすることは難しかったようです。そこで考え出されたのが『お金をお守りにする』という方法。政府はそれまでは紙幣だった$1札を縁起の良い八角形の硬貨に変えました。新しい形のお金を作っちゃったんです!
ますますスゴイ、シンガポール政府の行動力!みんなが一番使う$1をお守りにし、地下鉄は無事開通。今のシンガポールは観光でも人気を博す繁栄国です。風水占いってスゴイ……そう思わざるを得ない逸話がゴロゴロと転がる、それが世界の風水のようです。