【ジョーム日記】コパ・アメリカ 日本選抜への”洗礼”?
ジョームの古賀です。
僕が日々の業務(と日常のいろいろ)のなかでつれづれに感じて考えた事を、不定期に更新していくブログです!
<ジョームの古賀・豆知識>
セフティワンの前身であるエス・エイチ・エスの頃から、警備員として現場に立つ。路上で大往生したいほど仕事が好きな現場人間。2人の娘の父親でもある。
コパアメリカのウルグアイ対日本の試合を観ました(6月21日)。
★説明しよう!コパ・アメリカとは★
南米サッカー連盟が主催するFIFA公認の国際サッカー大会。加盟国が少ない(10チーム)ため、FIFAワールドカップやAFCアジアカップのように予選は行われずにいきなり本大会となる。コパ・アメリカ本選では出場国を4チームずつの3グループに分けグループリーグが行われる。各グループの上位2チームは無条件で、3位のチームの中で勝ち点が上の2チームが決勝トーナメントに進出する。日本チームは今年、招待国として参加。 (ニコニコ大百科より抜粋)
結果は2-2のドローでしたが、FIFA世界ランキング8位のウルグアイにコパアメリカ選抜メンバーが引き分けた、というのは素晴らしい結果だと思います。
もちろんウルグアイもフル代表メンバーではないですが、世界的ストライカーのスアレス、カバーニという強烈2トップがスタメンなわけですよ!
ウルグアイにしたら、この日本戦で勝利し、トーナメント進出を決めておきたかった一戦。当然本気で勝ちにきてるわけです。そんな中でのドローは大健闘と言えます。
しかしこの一戦で物議を醸しだした場面があります。
前半29分に日本のDF植田選手がペナルティーエリア内でカバーニ選手に対してファウルを犯しPKを取られたシーンです。
プレー直後の審判は笛を吹かず流していました。しかし執拗に足を痛がるカバーニ選手を見て「VAR」を指示したのです。
「VAR」ビデオ・アシスタント・レフェリー。
細かい説明は省略しますが、審判が必要と判断した場合にビデオを見てジャッジを下すシステムです。主に得点に絡むシーンや一発レッドに相当する行為かどうかなどを見極める際に使われます。
この植田選手のファウルの場面はあきらかに誤審だという意見が多いようです。
確かに足の裏が当たっていますが、カバーニ選手の足が後から当たりにいっているように見えるからです。
ダゾーン(2016年にスタートしたスポーツのライブストリーミングサービス)の解説者が言っていましたが、こういうこともあるからペナルティーエリア内では絶対に足の裏で当たりにいってはいけないと。
なるほど、植田選手はいい勉強になったかもしれませんが、大きな授業料です・・・
もう一つ、後半開始2分頃、中島選手が相手ペナルティーエリア内で相手に倒されたシーンでは主審はVARで確認をしなかったのです。
つまり、VARというテクノロジーを配備してもそれを使うか使わないかは主審にゆだねられている。ここに大きな問題点が隠されているわけです。
解説者の方は南米の、アウェーへの洗礼だと言っていました。
後半のアディショナルタイムも長かった気がします。
VARを導入するなら他競技と同じようにチャレンジ制にする必要があるのではないでしょうか?なんともすっきりしない試合でした。
これを晴らすためになんとかエクアドル戦に勝ってトーナメント進出の可能性を残してほしいものです!