こんなハズじゃなかったのに…

前回の記事にも書きましたが、当デイの利用者で中学２年生の女の子の好きなアーティストがLittle Glee Monster（以後リトグリ）で、四六時中そのアーティストのことを想っていては僕にも色々と教えてくれます。

最初は一生懸命に説明してくれても分からないので少し困惑していましたが、お忙しいお母さんにコンサートへ連れて行ってもらって喜んでいた姿や、嫌いなテスト勉強のモチベーション（終わったらDVDが観られる）になっている情熱を側で感じていて、そんな彼女のそこまで好きなものを理解したいと思い、まずはリトグリの曲を聴くことから始めました。
ポップでノリやすい曲が多く「意外といいなぁ」という印象。子ども達も普段口ずさんでいる曲が多く、４７歳のおっさんでも何の違和感も無く聞けました。
何度も聴いているうちに歌詞が入ってくるようになって、皆んなを励ましている内容が多く、歌詞の意味を理解すると自然に涙が出てくるのも少なくありません。
リズムと歌詞と唄っている５人の女性達のひたむきな姿勢が入り混じって、本当に感動して泣いてしまいます。
 利用者の女の子のお陰でリトグリのことを知りたいと思い、こんなハズじゃなかったのに自分がハマってしまいました。今日も彼女とリトグリの話しができると思うと楽しみでしかありません。 

（施設長 馬場）