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台湾いとしこいし

口内炎de台湾初歯医者。

2019.06.25 13:05

先週の木曜、昼食を食べていて思いっきり下唇の内側を噛んでしまった。

なんたる不注意。そして、結構力強く噛んでしまって、傷が痛い。

二日もすれば治るかな、なんて思って放っておいたら、週が明けてもまだ痛い。

傷のところは白くなってて、完全に口内炎。

余りにも耐えられず、今日会社の帰りに歯医者に寄ってみた。

実は、歯医者の門をくぐるのは、2011年以来。

そう、台湾に来てからは医者というものに行った事がなかったのだ。

なんというか、その、外から見ると、台湾の歯医者って、オープンすぎて、なんかちょっと怖いのよ。受付、すぐ後ろに診察台。みたいなところが多くて。

だからあんまり、台湾で歯医者って……と思ってたんだけど、背に腹は代えられない。

何となく選んだ歯医者だったけど、とても人気のクリニックだったみたいで、待ってる人いないからいいじゃんと思ったら、患者さんたちはここにいないだけで、今日は予約でいっぱいだと! すごい。

でもまあ、終業まで1時間ちょっとだったから、どんなに待っても1時間は越えないだろうと踏んで、その場で並ぶことにした。

問診票書いて、診察料150元をお支払いして、雑誌を読みながら街合席で待つ。

40分ほどたって、患者のすき間があいたのか、中に呼ばれた。

助手のおねえさんにうがい薬を渡されて歯をゆすぐように言われるも、うがい薬が染みて痛い痛い痛い。涙

頑張ってゆすいで待ってると先生登場。

「おはようございます~」

日本語でかましてきた。先生はおもしろ系のようだ。

「あ~先生、今は夜だから『おはよう』じゃないですね~」

「え、ほんと? ちゃんと日本語覚えてなかったな~w」

と、診察開始。

ちらっと傷口見て、「これは大したことないね、薬塗っとこう!」と、何かぬりぬり。

「これ麻酔だから」

え、これまだ薬じゃないのね。

「早く治るように、今から二種類薬塗るからね、最初のはすごくしみるの。麻酔塗っといた方が痛みが軽くなるのね。わかる? まあ、それでも痛いと思うけど。はい、口ゆすいで~」

口をゆすぐと、さっきみたいに水が当たって痛いとかなくなっていた。本当に麻酔なのね。

「じゃあ痛い方の薬塗るよ~」

ぬりぬり。ぐえええええ~~~~~~っ!! い、痛った~~~~~~~~~~!!

「痛いよね~、はい、もう一回口ゆすいで~」

口をゆすぐと、もう一種類の薬をぬりぬり。さっきのがまだ痛い。

「がぁこさん、前回、歯医者で検査とかクリーニングしたの、いつ?」

先生が口の中を軽く観察して言う。

「あー。7、8年前ですか? 台湾で歯医者っていったことないんで」

「じゃあ、一度検査してクリーニングしておいた方がいいですね。エックス線とりましょうか。」

「はあ」

まあ、丸8年も歯医者行ってないし、一回ちゃんと検査しとくのもいいかな? 

その後、流れるようにエックス線撮影されて、現像された写真を見た先生に「あ、歯は問題なさそうね」といわれ、また流れるように、「じゃあ、クリーニングの予約も取っときましょうね」と、気がつけばクリーニングの予約まで完了していた。

なんたる商売上手。w

まあいいか、そろそろクリーニングはしなきゃって思ってたし。

薬をもらうときに、さらに携帯歯磨きセットまでプレゼントでついてきて、また驚いた。

受付の時に払った150元にここまで込々とは恐れ入った。(プレゼントなんて、やっぱすごい商売上手)

台湾の医療費って、本当に安くて助かるわ。

口内炎、早く治るといいなあ。