天邪鬼レコーディング紀行③ミックス編
歌録りを終え、今日はここまでかと思っていた所、
エンジニアから1曲ミックスをやっておく事を勧められる。
今日のうちに1曲仕上げておいて、
翌日冷静になって見つめなおす事が出来る為だそう。
というわけで始まったミックス作業。
モニタースピーカー、ヘッドフォン、
オーディオコンポ等様々な環境でチェック
全体的な部分から細かい部分まで指摘箇所を
即座に修正してもらって確認する作業が続く。
結局完了したのは深夜2時頃だったと思う。
クタクタで宿舎に着き、皆さっさと眠った。
そして迎えた最終日、午前中はスーパー銭湯へ
もうひとふん張りする為に、暫し休息。
露天で太平洋を一望出来る調子のいいところだった。
そして午後より作業開始
実は1箇所録り忘れがあった為、先にそれを行った。
昨日の色の砂漠と聞き比べつつ、
黙々と作業は進んでいく。
結局終わったのは夕方くらい。
大宮を目指し車を走らす。
ミックスしたばかりの音源を聴きながら帰った。
そしてその日は解散。
後日、追加トラックと合わせて
ミックスを完了させるべく、
今度は単身茨城へ。
そう、追加トラックとは、
Joe Powersのハーモニカパートである。
大筋のミックス自体は前回終えていたので、
半日ほどで完了。
こうして嵐のようにレコーディングが終わった。
もちろん疲れたけど楽しかったな。
いい音源を作れたっていうのが第一だけど、それに加えていい時間を過ごせたと思う。
今回のCDがそうした中で生み出せたものでよかった。
作っている時皆がそういう気持ちだったかどうかっていうのは聴く人にとっては気にしなくていいポイントなんだけど、これから新しく何かを作る時も、そうして行きたいと思ったね。
3編に続くレコーディングレポート、読んでくれてありがとう。
また感じのいい活動をするっす。よろしくね。