すぐに可愛い写真になる⁉ボケ感の作り方
こんにちは。
フォトスタイリストの清水陽子です。
*JPA (日本フォトスタイリング協会)に所属しています。
可愛い写真の撮り方を知りたいけど、どうしたらいいの?というご質問。
可愛い写真になるコツは、ずばり「ボケ感!」といっても過言ではありません。
ボケ感を上手く操って、可愛い写真を撮ってみましょう。
ボケ感を作るには「絞り」がポイント。
絞り優先(Aモード)でレンズを望遠側にし、F値を小さくすれば被写界深度が浅くなりピントの合う範囲が狭くなります。
つまり、ピントが合っていない部分がボケます。
この説明で理解できる方はカメラを普段から使っている人。
一眼レフ初心者さんやオートでしか撮っていない方は?マークが沢山なはずです。
では、?マークさんのために写真を使って説明してみますね。
まず、カメラのモードダイヤルを動かして、AかAvに合わせます。
CANONのカメラはAv。その他カメラはAと記載されていることがあります。
次に、絞り(F値)を一番小さい値に設定します。
(お使いのカメラによって操作方法が異なりますので、お使いの取説をご覧ください)
被写体の一番見せたい場所にシャッター半押しでピントを合わせます。
ピントを合わせた場所以外は大きくボケているのがわかると思います。
ここまで出来たら、あとはシャッターを押すのみ。
ファインダーを覗いて、一番気持ちよく、可愛く見えるアングルでシャッターをきります。
(ISO感度や露出、ホワイトバランスはあえてここでは説明していません)
この写真では、一番手前のジュース瓶にピントが合っていて、手前の瓶以外は全てボケています。
見せたい部分のみピントを合わせ、それ以外はあえてボカしました。
左下のリボンの巻の部分もボケてますよね。
ピントを合わせた部分から離れれば離れるほど、ボケ具合が大きくなります。
なので、後ろの背景が入ったとしても何が置いてあるのかわからないので気になりません。
以上を参考に、ボケ感のある可愛い写真を撮ってみて下さいね。
もっと詳しく知りたい方は、「超初心者さんのための一眼レフ基礎講座」へお越しください。