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第12回 開催報告(知育玩具編)

2019.06.26 12:23

続いては【知育玩具編】

今日も玉の道玩具の「キュボロ」は人気です。小学生たちが次々と、『自分の道』を作っていきます。

小学低学年の男の子は、山あり谷あり(?)な道を作って、ビー玉コロコロ。時々ピョーンとビー玉が飛び出したりもしていましたが、とても楽しそうでした。

高学年にもなってくると、次第に表面の道や内部のトンネルを交えて、長い道やトンネルを作ります。どこまで伸ばせるかチャレンジする子も。


初めて作るのでどうしたらよいかわからない…そんなときは、スタッフに遠慮なくお声がけくださいね。説明いたします。

スイス・ネフ社の特徴的なL字型積み木、アングーラを使って真剣に何やら作っている小学生を発見。


ネフ社の各種積み木には、それぞれを使って絶妙なバランスで作りあげていく、作り応えのある作品がたくさん掲載されている「作品カタログ」があります。


その中の一つの、アングーラカタログをみながら、うまく作品のバランスを取り、慎重につみあげていきます…

両手をうまく使い、素晴らしいバランスで完成しました!!


オレンジ色から上の積み木は、互いにかかる積み木の重量でバランスを取っているだけなので、積み上げながらバランスを取りつつ置く場所を決定していかねばなりません。なかなか難しいのです。


彼の表情をお見せできないのが残念ですが、静かな中にも達成感ある、いいお顔でした。

こちらは先ほどの彼が綺麗に並べ、窓のような作品を作って。終わりまで素敵です。

積み木は、手と目の協調やバランス感覚など、様々な力を必要とするとても知的な遊びです。


アングーラはその中でも高度なものであるが故に、子どもはもちろんですが、大人からも人気です。「難しそうだからこそ、面白い、やってみたい」という気持ちになるのです。


こちらもかなり難しいバランスの作品です。垂直に置くL字と角度をつけておくL字とで、そのすぐ上のL字のバランスを取ります。

こちらは、同じくネフ社のリボン型の積み木、ネフスピールを使った作品。積み木大好きな知立主宰の手によるものです。 


リボン型の窪みに2つの積み木をバランス良く斜めに載せ、その上から重しをするようにかつ平らに載せ…という動作を繰り返し、つみあげていきます。


絶妙なバランスで立つその姿は、リボンの木のよう。

ドイツ・デュシマ社の小さな大工さんで遊ぶ小学生。大工さんのように、コルク板に釘で色板をトンテンカン♪と、打ち付けて行くのが楽しいです。


手と目の各々の動きは脳で協調させるわけですが、積み木やこういった釘打ちなどで、その能力は遊びながら磨いていくことができます。


この日彼はかなり長い時間、この遊びに集中し、いろいろなものを作っては見せてくれていました。


釘打ちそのものも楽しいですが、生活の中にあるものを、色彩感覚豊かに色板で構成していくところにもこの遊びの楽しさはあります。子どもが生活していく中で見たものや風景などを玩具に置き換えて表現していく、そしてまた新たな表現したい題材を現実の中で探し、思いつけたら壊してまた玩具で作る…といったように、現実とファンタジーを行き交うことで想像・創造力を存分に使います。そこには、子どもが等身大で夢中になれる、素晴らしいファンタジーがあるのです。

当会は、ドイツゲームだけでなく、こうした知育玩具もたくさん備えています。高度な感性で楽しめる良質なそれらの玩具は、ドイツゲーム同様に、大人も楽しめる素晴らしい世界を持っています。子どもたちはもちろん、ぜひ大人のみなさまにも触れていただきたいと思います。

今回、初参加の親子さんから「また是非、遊びに来たいです!」と嬉しいメッセージをいただきました。楽しんでいただけたようで、本当に嬉しく思います。


ドイツゲーム会は主宰だけでなく、ともに遊ぶ皆さんと過ごす時間をとても心地よく思っていただけた、だからこその楽しさというのも大きいかと思います。ともに過ごしてくださるみなさまにも心から感謝いたします。ありがとうございます。

次回以降の予定ですが…


7月20日(土)、8月18日(日)、9月23日(月・祝)を予定しています。順次、予約受け付けをしてまいります。


8月は夏休み企画として、今回同様のロング開催予定です。


また是非、一緒に楽しく遊びましょう。