非情。
あまりにも非情だと驚かれる。
その割り切り方、断ち切り方に
男以上に男みたいだと言われる。
冷酷だと。
信長だと。笑
人の思惑で自分を絶対に変えない頑固さは、天下一品モノだと。
そして
「それがあなただから、失わないで」
と。
時折、色んなことをやらかしてる自分に
罪悪感に苛まれそうになる。
しかし 反省などしてやらない。
この、ひでぇ女が
私だからだ。
誰が泣こうが傷付こうが
どんな手を使おうが
色んなこと
かなぐり捨て
蹴散らしても
突き進むしかない。
引かない。
そういう迫力が、私だからだ。
そんな人間が
ちょっと罪悪感みたいなもの持ち出して
他人を慮ってみせたり 反省するなんて
良い子ぶってるんじゃねぇよ、そんな人間じゃないくせに。
純粋ぶるそっちの方が不純だわ、と思う。
自分の場合はね。
私は私を生きることしか出来ないから。
どうして自分はこんなにも、こんな性質なのだろうか
と
幼い頃から思っていた。
客観的感覚、というのか
結井という役を、このキャラクターを、今世
演じているような気がする。
自分でも辟易するようなエネルギー。
憤怒のマグマのように、煮えたぎって突き上げながらも
したたかな冷徹さ。
為すべきことを為すために。
こんなの、可愛いものじゃねぇわ。
しかしそれを、自ら、携えて生まれた。
役には役の、役割があるからだ。
仕事があるからだ。
私は“変革”の魂を宿している。
昔は自分が嫌いだった。
この非情さ、冷酷が。
しかし私は
私自身の
最も 最も奥の
ほんとうの優しさや
無邪気さを 知っている。
今は。
だからこそ
酷い私で、構わない
と思える。
そして
私の周りの世界は
優しい。温かい。
こんなにも傍若無人な私に
出会えて、
幸せだと伝えてくれる人がいる。
感謝を伝えてくれる人がいる。
付いていくよと 信じてくれる人がいる。
私の志を的確に理解し、応援してくれる
同志に恵まれている。
宝ものだ。
この自分勝手なまでの、私の強さを
「それがあなただから、失わないで。」
そんな風に 肯定してくれる
「あなたの人生のミッションが、成されますように。」
そんな風に 真から理解してくれる
そんな人たちが
周りにいてくれること
どれほど
どれほど尊い世界か。
かつて 私の
冷酷・非情は
自分自身に、孤独感を強めたものだけれど
今 わたしは
それを感じない。
私は
ものすごく
愛されているから。
愛されている私は
このままで、とっても可愛いんだな
って、感じられる。
心の奥は いつも
理解者・仲間がいることの
温かさを感じている。
そして私自身が こんなにも
人を 愛する人なのだと
感じられたことが
人生の宝。
「私には、感謝の気持ちというものが分からない。」と
どうしたらそんな心を持てるのかと、
探し求めた過去がある。
今 わたしは
冷酷非道なままで
感謝の心は湧き続けている。
みんなに
有り難う、有り難うと感じる。
世界は尊い。
そして
こんなにも尊い仲間に囲まれている
わたしは、尊い。
Life is precious.