河川ごみ調査の結果
2019.06.28 20:33
4月28日と6月25日に行ったごみ調査の結果です。
調査では、10m×10mを1つの区画として、3つの区画に落ちているごみを拾い、種類と個数を記録しました。6月22日の調査では区画外のごみも拾い、種類と個数を記録しました。
ごみは[プラ]、[紙]、[金属]、[その他(可燃)]、[その他(不燃)]、[不明] に分類しました。分類にあたっては次のように判断しました。
[プラ]:ペットボトル、ペットボトルのキャップ、ビニール類、発泡容器、タバコの吸い殻など、石油由来の素材がほとんどを占める物を[プラ]に分類した。
[紙]:花火の燃え殻は、火薬の燃え残りやプラスチック素材も含まれているが、外装や火薬を収納する部分に紙素材が使用されているため[紙]に分類した。
[金属]:アルミ缶、スチール缶など。
[その他(可燃)]:炭の破片、貝殻(北見市のゴミ分別で可燃ごみに分類されている)、ゴムなど。
[その他(不燃)]:ガラス、レンガなど。ビニール被膜付きケーブルも[その他(不燃)]に分類した。
[不明]:「緑のごみ」「底ぶた」など、記録が曖昧で分類できなかったものを[不明]に分類した。
拾ったごみの個数[%]をグラフにしました。
いずれも、プラと紙が大半を占め、プラと紙の割合はほぼ同じでした。
次に、6月25日の区画内と区画外を個数で比較しました。
4月28日に139個あった区画内のごみは、6月22日は13個でした。
しかし、6月22日は区画外にたばこの吸い殻や花火の燃え殻が落ちていたため、区画内外で合計すると144個でした。
ごみが多く落ちていたのは、公園に設けられた道路の路肩、河原に降りるための階段など、車や人の入りやすい場所でした。
落ちているごみの多くは比較的新しいものでした。
たばこの吸い殻は複数本がまとまって落ちていました。
以上のことから河川周辺におちているごみの由来は、公園を訪れた人が捨てていった物が多く、たばこの吸い殻は公園を訪れた人が自家用車等の吸い殻入れから車外に捨てている可能性が高いと考えられます。