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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

【ホスピタリティの魔法】人が、人のことを考えるということ

2016.03.21 16:45



塾は、大きな括りでは、サービス業に分類されます。

公教育のように文部科学省管轄ではなくて、

経済産業省管轄ですしね。



サービスの語源は、ラテン語の【Servus】(奴隷)。

その語源からも分かる通り、サービスとは、

サービスを受ける側とする側の主従関係がはっきりしているイメージです。



対して、ホスピタリティという言葉があります。

語源はラテン語の【Hospics】(客人等の保護)。

対価を求めるのではなく、おもてなしの心で歓びを与えることを主としています。



塾にとって、

サービスも、ホスピタリティも、

忘れたり蔑ろにしたり出来ない、大切な要素です。



当たり前のことを、当たり前にやるサービス。

期待以上の、感動を与えるホスピタリティ。

どちらも口で言うほど簡単ではありません。

サービス、ホスピタリティとはどんなものなのか、

例となる素敵なお話を一つご紹介します。



あるテーマパークのレストランで実際に起こった実話だそうです。

最後のお子様ランチ」というお話。どうぞ。



混んでいるレストランに来店した夫婦。
メニューにはないお子様ランチを頼んだ。
「もうそのメニューはないんですよ」、断ることは簡単だったが、

不思議に思った店員は尋ねてみた。「どうしてお子様ランチなんですか」

すると奥さんが答えた。


「今日は…亡くなった息子の誕生日なんです。ここのお子様ランチが大好きだったから」

「でも、ないんだったらしょうがないよな」旦那さんが残念そうにつぶやくと、

「ちょっとお時間いただいても大丈夫ですか?」店員は言った。


少し時間がたって、さっきの店員が戻ってきて、その夫婦に言った。

「移動していただいてもよろしいですか?」

二人はよくわからず言われるがまま席を立った。


通されたのは個室。

用意されたお子様用の椅子。

テーブルの上のまんまるの誕生日ケーキ。

そして、お子様ランチ。


二人は涙しながら、

「誕生日だからってココに来たはいいけど、辛くて苦しくて、

来なきゃよかったねなんて言ってたんです。でも、やっぱり来てよかった」

「ありがとうございます」

二人はゆっくり、静かに、息子の誕生日を祝った。



ホスピタリティ、

溢れていますね。

しかも、この店員さんは店舗の責任者などではなくて、

アルバイトの店員さんの一人だったそう。

素晴らしい判断力と動きです。



まずは、立場やルールや採算やコストを度外視して、

本当にお客様の為になることは何か、

考えることから、ホスピタリティはスタートするのかもしれません。



人は一人ひとり違うからこそ、

相手を認め、考え、思いやることが大切。

しかし、時には良かれと思ったことが、

相手を傷つけてしまうこともあるでしょう。

でも、そのやさしい気持ちは、きっと、

大事にしていいものだと思います。

大事にしなくちゃ、いけないものだと思います。



あの人は、

どんなことをしたら喜んでくれるんだろう。



そんなやさしい気持ちを、

精一杯なるべく忘れずに、

私も改めて、

生徒のために出来ることはないか、

保護者様に喜んでもらうにはどうしたらいいか、

考えて直してみようと思いました。



人のことを考えるって、難しい。けど、とっても大事。

でももしかしたら、「けど」じゃなくて、「だから」なのかも。