餃子とGLAYは私を救う
一度好きになると、一途になってしまう。それも、何年も。
先日、仕事をそそくさと終えた私は気がつけば東横線の特急に乗り込んでいた。
向かった先は大好きな街、横浜・元町中華街だった。
そこにはわたしの想い人が待っていた。
そう、GLAYだ。
気がつけば22年も彼らのことを応援している。
“応援”といえば爽やかだけど、正しくいうならば熱狂的なファン(人から言わせれば追っかけ)をしている。
その日の公演は会場キャパの少なさからプレミア公演。
わたしはチケットが手元にないまま、勢いで会場に来てしまった。
一途に思ってしまうとやめられない
じつは月イチで発症している
横浜中華街でわたしを待っていてくれる餃子
いつもだったら出待ちするのに、とうとう餃子がその瞬間GLAYに勝った。
そしてご対面
餃子といっても山東の餃子は「焼き餃子」ではなく「水餃子」がいい。
じつは2015年のミシュランガイドにも掲載されたこのお店。
週末は並ぶこともしばしば。
平日のこの日の夜はすんなり入れたけれども、ひっきりなしにお客さんが出ては入って。
ほやほやもっちり、厚い皮につつまれたお肉。これが最高。
じつは焼き餃子もおいしい。
けど、わたしはこのもっちり感とぷっくり感を思い出すとよだれがきゅーっと出てくる。
一皿に10個も乗ってくるもので、人数が多ければシェアするのにぴったり。
しかし、この日おひとり様のわたしは胃袋のキャパシティもあるのでこの一皿に集中したい。
ゆでたてホクホクの水餃子は、小籠包ばりに肉汁をたっぷりたくわえている。
タレ万歳
そして山東のおいしい餃子をより魅力的にしてくれるのが、この自家製のタレ。
じつはココナッツが入っているタレ。
独特の風味なのだけど、餡の風味ともよく絡んでこれがクセになる。
しっかりタレをかき混ぜて、餃子にタレをひとっぷろ浴びさせてあげてから食べてほしい。
餡はこんな感じで、しっかりたっぷり。
一口で食べないで、2口くらいでゆっくりとじっくりと食べたい。
餡もたっぷり・しっかり入っていて、1個食べただけでもかなり満足できちゃう。
一皿食べ終わるころには、おなかもすっかりパンパンに。
ビールも調子に乗って一緒に飲んでしまったので、腹パン状態と言う名の幸せに包まれた。
目的をしっかり達成したから、この日の「追っかけ妄想」症状もおかげさまで止んだ。
ライブで消費したカロリーは餃子とビールでプラマイゼロ。むしろプラス。
でも、幸せな1日だった。
GLAYにも会えたし、大好きな餃子も食べられた。
「追っかけ妄想」はやっぱり幸せにさせてくれる。(恋愛においては割愛)
ぜひ、中華街に行く際には山東の餃子を食べる妄想して向かってほしい。
そして、モチモチを体験してみてほしい。
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神奈川県横浜市中区山下町150
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