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逆のものさし講新聞 「後世への手紙」

「北辰」元川

2019.06.29 21:00


変化することが易と言うらしい。僕は易のことをよく分かっていないから偉そうに言えないが、どうもそうらしい。


しかし「変化する」とは「変化しないもの」があって、初めて「変化するもの」が存在するのだと言う。陰が変化しないもので陽が変化するものなのかな?


世の中は諸行無常。変わらないものはない。常に変化すると。


だけれども、易で言えば、その前提には「変わらないもの」があるはずなのである。でないと、変化はしない。


では変化しないものは何かないかな?と探してみても中々見つからない。


人間の細胞はどうも2ヶ月ですべて入れ替わると聞いたことがある。すると同じような容姿でも、2ヶ月前とは全く違う生物であるとも言える。


変わらないもの。


北極星。

地球がどれだけ自転し公転しても、常に同じ場所にいる。しかも必ず真北。


これは変わらないものと言えるのではないか。


そう思いながら、この変化する・しない。実は観測者がいて初めて成り立つことではないかと考えた。


すると観測者が仮にいなかった場合は、変わるも変わらないも同じことになるのではないか。


北極星以外は、すべて変化する。そして観測者である僕らも変わっていく。


僕は天文学者ではないから分からないが、地球は自転も公転もしているのに、北極星の位置が変わらないとするのであれば、北極星もまた物凄い勢いで動いているのではないか。


それがたまたま地球の軌道と同じ間隔で北極星が動いているのかもしれないと、素人ながら考えてしまった。


変化してないと思ったものが、実は変化しており、逆に変化していると思ったものが、案外変化していないのかもしれない。


後世への手紙も、表だっての変化は感じられないが、もしかしたら物凄い勢いで変化しているのかもしれない。北極星のように。