Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

二十代・三十代は子育て行政に不満、しかし投票率は下位二位

2016.03.22 04:00

【社会ニュース】 平成二十八年三月十九日に内閣府(総理大臣:安倍晋三)は、『将来の公共サービスのあり方に関する世論調査』結果を発表した。調査は四項目。一.身近な公共サービスの評価について、二.公共サービスのあり方について、三.社会保障分野のあり方について、四.国や地方の経済・財政について。新聞各社は、三の社会保障より「介護」と「子育て」の公共サービスに対する不満を報じた。調査の有効回収数は、千七百二十七人。


改革の必要性が高いと考える分野については、複数回答で「介護分野(介護、高齢者支援等)」が最多の六割。次いで「健康・医療分野(医療や予防・健康づくり等)」が五割、「子ども・子育て分野(出産や育児支援等)」が四割となった。内、二十代と三十代は、「子育て分野」に対しそれぞれ六割、七割。六割を超えたのは、「子育て分野」と「介護分野」のみ。都市規模別では、「子育て分野」は大都市で「年金分野」は中都市で高くなっている。




=解説=

 本調査により現役世代が「子育て分野」と「介護分野」に改革の必要性を感じている。統計はサンプル数が一千を超えているので、統計学的に日本全体を顕していると云えよう。二十代と三十代は「子育て分野」に対し関心が高いが、行政サービスを左右する選挙の投票率は常に下位二位となっている。前回(第四十六回)の総選挙では、二十代が五割弱、三十代が五割。絶対数の多い六十代以上のシニアは七割なので、若い世代の行政サービスが拡充しない。


選挙への参加が少なく、行政に要望を伝えるのは理に適っていない。順序としては、若い世代が求める行政サービスを実現しようとする議員(代弁者)を選挙で選び、議員らに要望を伝えるコトであろう。そして大多数になった際に実現が確実視される。これが民主主義である。選挙への積極的な参加で少なくとも地方自治は大きく変わる。以下に各議員に対し影響力が大きい各政党の政策を挙げる(部分抜粋)。尚、各種選挙の統計は「明るい選挙推進協会(画像引用)」が詳しい。




政権与党

自民党



公明党




野党

民主党



維新の党



共産党



おおさか維新の会

子育てに関する記載なし


改革結集の会


生活の党


社民党