ハーネマンを巡る旅 ライプツィヒ
ライプツィヒでは、ハーネマンの住んでいた家にも訪れました。
この家に後に嫁になるメラニーが男装して(フランスからの旅の安全のため)
訪れたそうです。
ここは40歳以上年の差カップルが誕生した場所。
ハーネマンが使ったレメディー。
沢山の数のレメディーがシェル細工が施された箱に入っています。
こんなに小さい瓶で小さい粒のレメディー。持ち運びに便利だそう。
写真の手はとらこ先生。
とらこ先生がモデルの写真が多いのはファンが喜ぶので。
ハーネマンが使った机と椅子。
近くにはバッハやモーツアルトの演奏したセントトーマス教会があります。
時代は違えどハーネマンも通いました。
ここは野戦病院や大学として使われた歴史もあります。
パイプオルガンが2階一杯にあり、立派でした。
ここで賛美歌を歌えたらいいなあ…。
その教会の前にあるアポテカ(ドイツ語で薬局)ミュージアム。
世界初のホメオパシーの薬局。1996年までホメオパシーの薬局だったそう。
ホメオパシー以前のドイツにおける薬になった物や交易物(外国から来る知識も
珍重された)なども展示されています。
ホメオパシーのレメディーを生産して薬局に売り出したシュワーブ氏の功績もわかります。
お隣はバッハミュージアム。
日本人の学生もちらほら見かけました。
教会の前にはバッハの像があります。
狭い石畳の道を歩いていくと、急にそびえたつように教会が見えます。
これぞヨーロッパ!昔は教会だけが立派だったのでしょうか。
近くに漫画に出てきそうなお城もあり、権力を持っていたことが建物からもわかります。
「街に背を向けるような」ハーネマンの像。
ライプツィヒ大学でホメオパシーの講義をした際は賛否両論わかれたそう。
何にせよ、新しいことを言うのは大変なエネルギーを要します。
◆written and photographed by Maki Mori Homoeopath 2008