dosh(ドッシュ)セミナーの裏側にDogが迫ってみる!
男は、まるで山登りに向かうような格好で、辻堂の駅に降り立った。
リュックの中には、10kgを超える資料。この日に向けた熱が伝わる。
辻堂某所にて、鎌倉を本拠地とする「すばる進学セミナー」の国語の神様、中本先生と合流。連れ立って会場に向かう。あいにくの天気だったが、この時は空も空気を読むかの如く雨粒一つ落とさなかった。
会場にて翠嵐高校受験専門塾「岡本塾」岡本先生とも合流。会場設営をしながら、集中する。今更だが、男の名は「慧真館」りんごくんの中の人、岸本先生という。
そう、これはDosh.である。
会場は、満席。
長時間に及ぶ講演内容だったが、さすが熱心な保護者様と子どもたち、最初から最後まで集中して話を聞いていた。その後に設けた個別相談会も大盛況であった。
講演内容に関しては、こちらの記事を参照してほしい。
詳しいデータを交えながら、「特色検査とは何か」「実施校が増える背景」「各教科の勉強の仕方」など、「そんなの塾外に出しちゃっていいの?」という内容が続いた。
内容が厚いだけではない。個性溢れる先生方の語りっぷりも面白い。まさに三者三様。これもまたDosh.の強みなのだろう。受付を頼まれた(dogの)僕も、ワクワクしながら話を聞いていた。
先生方は言った。
「頑張る子どもたちを応援したい」
塾に行けなくても受験で困らないように。正しい情報を踏まえて考えられるように。選べる選択肢が増えるように。だから、日々日々発信していると。
そして、こうも言った。
「もちろん私たちは一生懸命これで間違いないという情報を出すけれど、それがすべてだとは思ってほしくない。いろんな考え方があっていいし、そんな情報を踏まえて、常に各々でしっかり考えてほしい。そして、自分たちの答えを見つけてほしい」
そう、いつかは自分の頭で考えなくちゃいけない日が、必ずやってくるから。貰えるものを貰って思考停止じゃいけない。考えよう。ヒントはたくさん、そこら中にある。だから、それを使って、考えよう。受験というのは大きな壁だけれど、そこがゴールじゃないし、むしろその先の人生の方が大切なのだから。
止まらずに、進み続けよう。
もちろんその姿勢は、自分たちも同じだ。
これだけの先生方。一般的な情報をわかりやすく伝えることは簡単だ。でも、安易にそれを良しとせず、試行錯誤して情報を吟味する。目の前の子達に、最適化されたものを準備する。何度も何度も作り直し、何度も何度も新しくする。立ち止まらない。成長を止めない。
それが誰かのために、そして自分のためにもなると知っているから。
風が吹いた。
強い強い風。もちろん、お天気模様の話じゃない。
その風は、かつてない熱を連れてきた。塾業界を揺るがす、個人塾の風。
多くの人の背中を押す、熱風。
次はどこへ向けて吹くのか。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
このブログでは引き続き、謎の組織Dosh.を追っていきたい。
打ち上げでウニをほおばるお二人。お疲れ様でした。ありがとうございました。