6月22日 「ホタルイカの聖地」で、ホタルイカを堪能するの巻
道の駅「ウェーブパークなめりがわ」は、日本海に面した富山湾沿岸にある。
この辺りは「ホタルイカ」で有名だ。
日本海を中心に分布しているという「ホタルイカ」は、通常は沖合の200m~400mという深海に棲んでいるが、毎年3月~5月頃になると、夜間に海面の陸近くまで上がってくる。
これは、産卵や餌生物を追うため、と考えられているようだ。
ほたるいかの寿命は、ほぼ1年。
孵化に要する時間は、富山湾の場合およそ2週間程度。
その後成長し、翌年2月頃には交接シーズンを迎え、4~5月頃に産卵し、その一生を終えるとされている。
富山湾のホタルイカ
先ほども触れたが、この辺りはホタルイカで有名。
それは、ただ単に「産地だから」かと思っていたが、そうではなかった。
この辺りの海岸は、日本で唯一、ホタルイカの大群の発光が見られるスポット。
また、ホタルイカが波打ち際に大量に打ち上げられる、「ホタルイカの身投げ」と呼ばれる現象が起こる場所として知られているのである。
【ホタルイカの身投げが起こる条件】
「富山市観光協会のサイト」では、見やすいといわれる条件をいくつか挙げている。
時間:深夜から未明にかけて
天候:Ⅰ.晴天で波が穏やかであること
Ⅱ.満潮に近いこと
Ⅲ.新月の前後であること(※2017年は4月26日(水)が新月) 等
(「ほたるいかミュージアム」/道の駅「ウエーブパークなめりがわ」HPより転載)
さて、この道の駅には、ホタルイカの生態を学べる「ほたるいかミュージアム」が併設されている。
実際に水槽の中で網引きをして、特殊水槽の網を揺らし、ほたるいかに刺激を与えて発光の様子を間近で観察する「ほたるいかの発光ショー」があるというので行ってみようと思ったが、残念ながら季節外れ。この時期はレプリカになるらしい。
ホタルイカの生態を考えれば、今頃は幼児期を迎えたばかりの頃なので、当然といえば当然か。
他にも、この道の駅では、ホタルイカ漁を観光船から見学する「ほたるいか海上観光(3月下旬〜5月初旬)」クルーズを運営している。
滑川漁港を夜明け前に出港し、定置網によるホタルイカ漁を観光船から見学し、幻想的に碧くきらめくホタルイカの光、漁師さん達の漁の様子等、普段見ることができない貴重な体験が出来るという。
国の天然記念物に指定されたという、宝石のように輝くホタルイカの群れに、一度は包まれてみたいものである。
昨日の立山黒部アルペンルートといい、富山は まさに自然の宝庫。
そして、ここ滑川は、まさしく「ホタルイカの聖地」なのであった‼︎
ということで、今回は季節外れということでどちらの見学も諦め、せめて本場のホタルイカを味わおうということで、「ほたるいかの沖漬け」をいただくことに。
どうせなら、富山の地酒も味わおうと、お手軽な小瓶3本セットを購入。
「花より団子」というわけではないが、見るのもいいけど、ホタルイカ、やっぱり美味しい!!
これだけだとショッパ(塩っ辛)そうなので、ちょっとしたかまぼこも用意。
かまぼこの真ん中に、ホタルイカをあしらってみました❣️
そして、富山県の道の駅、スーパー、コンビニと、どこでもござれの「鱒寿司」。
直径20cmの、このお寿司。
安いものでは600円ほどなので、コンビニでおにぎりを買うよりもお手頃価格で驚き‼︎
富山県の皆さん、ありがとうございましたm(_ _)m