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誕生日プレゼントは死海でぷかぷか

2019.07.01 20:55

今日は娘の6回目のお誕生日


世界のどこかで誕生日を迎えるだろうと思ってはいたけど

まさかのヨルダン


どう過ごそうかと考えていましたが

そもそも観光はどこの地でも予定にないので

ガイドブックも持っていません


いくつ必要になるか見当もつかないし

必要なら電子版をおとそう、と思っていたけど何もせずじまい



でもベルギーで「絶対行くべきだよ!!!」とオススメされたのが死海


死海


Dead Sea



海じゃありません

湖です


海抜よりも低い位置にあって

川から流れ着いた水が蒸発し(砂漠があるほど乾燥した場所ですので)

塩分が強く残った…みたいなそんな感じ



塩分強すぎて生物が生きられないので死海、だそうです




お誕生日、何しようかと相談してみても

砂漠か遺跡や山か街ブラか死海かという選択肢



「ぷかぷかしに行こう!!」


と楽しみに行きました




行くまでの景色がまた壮大で


砂漠と山の間のような

ここグランドキャニオンかなとも思うような雄大さを持つ

乾いたアラブの大地を

目で存分に味わいました


(たくさん動画もとったけどなかなか入れ込めない)





誰のブログ読んでも同じですが


水、ぬっるぬる!!の べったべた!!!

傷にしっみしみ!

(あ、ここ傷あったんだ…)っていくつも発見しました


塩分てオイルだったの?ってくらいに

べたべたで取れなくて

何触ってもオイリー




10分くらいであがって洗い流した方が良いと

どこにでも書いてあるけれど


目の前に広がる美しい青い湖と空

湖の向こうにはエルサレム


絶景を浮かびながら見れるのです





傷がしみるのでもう出ようかーと言っても

娘はずーっとぷかぷか



「こんなのはじめてー♡」

なんてYouTuber並みの抑揚で言っていましたが

母もはじめての感覚です

でもその初めてを6歳で味わうのは割と早いと思うよ



とにかく触るだけで異常なのが分かるほどの水です

目に入るとやばいのは分かっていたし

味もやばいと知っていたけど

本当にすんごい味で

雫が入っただけで口いっぱい位にいたたまれない苦味が広がります


最後はその水が娘の鼻にガッ!と入り

驚くほどに泣いて終了ー(・∀・)



あまりの泣き方にライフガードが大丈夫か聞きに来てくれました

目に入ってはいなくてひと安心です




結局1時間以上、ぷかぷかを楽しみました

そんなに入っている人は誰もいませんでしたw





夜はホテル近くの おすすめしてもらったお店で

洋風料理を食べて(ヨルダンテイストじゃないピザとパスタ)

ケーキを食べておわり


あーしかしお金のかかる国・ヨルダン!

国民の収入に比べて物価の高いこと!

わたしも現在無収入ですので←


片道1時間半程度の距離で

タクシーチャーターは6000円程度

死海のビーチ施設入場料2人で4500円程度


ドイツでもベルギーでも節約してきたのに

(人様の好意もあって)

ここでの移動はややこしすぎて徒歩以外はUber頼みだし

食費は結構普通にかかるし

じつは一番経費がかかってます



だけど母について環境をかえながらよく頑張ってる娘

家にいたい派の子が

自分の殻を少しずつ破りながら成長していることを

わたしはやっぱり嬉しく思うし

彼女なりにとてもよくやっているとも思います



彼女にとっても

この経験こそが宝物になるという確信はあるけれど



だから今年のママからの誕生日プレゼントは死海!


楽しかったねー!!!

って言いながら今日を終えられ

わたしはまた母としての幸福に満たされています


いつもありがとうね



そして寝る前だというのに

シャワーは2度もしたというのに

まだ手が にがしょっぱいです


死海パワーおそるべし。。。


向こう岸はエルサレム




娘は水着を持ってきていましたが

わたしは荷物を少しでも減らすために

持参していませんでしたので探さなきゃいけなくて


持ってるTシャツと水着に見えるんではないかというパンツで入ることも考えましたが

まず塩分でTシャツがダメになる可能性もあり


たった数着しかない貴重な服、それは困るので

前日に探しに行きました



でもここはムスリムが9割の国なので

肌を露出する普通の水着がそう簡単に見つかるはずもなく。


2時間もかけて探し回り

ようやくあってもどうしたって着れないデザインとサイズで

結果、スポーツウエアを買いました


うっすいタンクトップにうっすいショートパンツ



感覚的にはノーパンです

ノーパン死海です

隣ではふっつーにムスリムの服でそのまま入っている方がいました



なのにわたしは隣でノーパンです


そんなことを感じさせない爽やかさで乗り切りました


泥を体に塗るのはいいってことで やってたのは

無言のおじさん2人…

怖すぎておもろすぎて