会社が成長しない経営者の特徴
「友人知人に仕事を任せています。
しかし、一向に進捗することがなく、逆に自分の稼働時間を取られてしまい、会社の生産性としてはマイナスです。
どうしたら良いでしょうか。」
個人事業主
中小企業経営者に多いご質問です。
例えば配偶者に手伝ってもらっていたり
家族に手伝ってもらっていたり。
縁があった人に仕事を任せ、その人が良くなって欲しいと
仕事をシェアしたりします。
しかし、
本来自分では持ってこれないような実績になる仕事をシェアしたことが
当たり前のように思われてしまう文句を言われてしまったり。
仕事を全うせず、権利を主張してくるようになったり。
人間って本当に面白いです。
その人が専門知識を持ち合わせていれば
問題は発生しませんが、
少数精鋭で「なんとかしてやる!」
というのが小さい会社の悩み。
自分の得意不得意を主張して
これは私の仕事ではないと主張する人間も出ます。
小さい会社はそんな人材では
成長することはありません。
しかし、残念ながら小さい会社ほど
身近な人脈で組織されているケースがほとんどです。
マネジメントの意味は
「なんとかしてやる!」
なのです。
小さい会社ほど
それぞれのメンバーが自己成長を意識し
昨日よりも今日、今日より明日と向上心を持って
自分の仕事の120%のパフォーマンスを発揮するようでなければ
その会社は成長することはありません。
経営者だけ資金繰りに頭を悩まし
社員チームメンバーの怠慢さに頭を悩ませます。
自分の力で考え動く
これが理想です。
経営理念の策定や朝礼、ランチミーティングの実施。
色々な施策や工夫ができますが
社員チームメンバーが自分たちで経営を何とかするステージには
組織の風土の醸成が必要で時間がかかります。
プロに任せなければ
時間はかかります。
プロに任せればその分コストも高くなりますが
忘れてはいけないのが経営者であるあなたの時給。
メンバーを育てたい思いが強ければ
かかる時間と費用はあなたが何とかする必要があります。
・納期が遅い
・コミットがない
・言ったこともできない
こんなことはザラです。
これが理想ですよね。
・納期は期日通り
・成果にコミットして仕事をする
・言わなくてもやる!
こんな仕事の仕方は経営者や私にとっては当たり前の基準ですが
ほとんどの人はそうではありません。
残念ながら不都合な真実です。
その人をどうしても育てたい。
時間がかかっても自分でカバーする。
ほとんどの経営者が優しく心が広い人物ですので
そのようになりますが、時と場合によって
プロに任せることも視野に入れていきましょう。
その意思決定を素早く行ったほうが
会社の成長やあなたの成長にとって
良いことがあります。
バランスをとりながら
メンバー全員の成功、成長を願い
日々活動していきましょう。