「脱力と瞬発力」(Part1-3)
こんちくわ、Yuhtaです。( ˙꒳˙ )チクワ
いよいよPart.1も3回目のラストということで、
最後は「脱力と瞬発力」ですが、
これが言葉で説明するにはなかなか難しい~😵
正直どうやってお伝えしたものかと頭を悩ませながら記事を書いております。Ҩ(´-ω-`)
しかしながらこの「脱力」が音を鳴らすうえで一番大事なのです。。。
最終的には個人レッスンに来てくださいと匙を投げたくなるテーマですが、笑
(・ω・`)ノ⌒゜ポイッ
できる限り解説していきます。( ᐛ )و
このテーマは随時更新していくと思います。
上手く動画の解説もできたら追々あげていきますね。(:3_ヽ)_
さて、この「脱力と瞬発力」ですが、厳密には
「指先の脱力」と「手首の瞬発力」
だと僕は考えています。
「指先の脱力」に関しては師匠とも意見が一致しているのですが
実はこの「瞬発力」に関しては
「指先の瞬発力」なのか
「手首の瞬発力」なのか
で意見が分かれます。
(あ、意見が分かれてると勝手に思ってるのはYuhtaだけです。笑)
というのも、指先が脱力していないと
音にミュート(振動を物理的に抑えて音を止めること)がかかってしまうため
グーダドラムを叩く際は脱力していることが基本なのですが☝
「指先が打面に当たる瞬間は一瞬だけ力を入れる」という意味で
もちろんそれでいい音が鳴っている分にはいろいろな解釈があっていいと思いますし、
どの解釈が正解か不正解かというのは
現状僕も研究中なので何とも言えません。。。
ワカンナーイ ⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン
まぁそれぞれの受け取りやすい表現でいいかと思います。
ただ、そういう意味では「指先の瞬発力」は初心者の方にとって受け取りにくい表現なのではないか?と考えました。🤔
僕がこれまで簡単な体験会を通して
初めてグーダドラムに触れるお客様に叩き方の指導をしていた際
「当たる瞬間は一瞬力を入れるんですよ~😊」と説明をすると
かえって音が鳴りにくくなるケースが多々見られました。。( ∵)_
ん~?これはどういうことだ?🙄
はてさて、どうしたものか…🙄
おそらく、「瞬間的に力を入れる」といっても
その「瞬間」のタイミングが
鳴らしたことのない人にとってはよくわからないでしょうし
しかも力を入れても
それは「一瞬」のこと、、、
そうなると、どうしても初心者の方は
叩き始めから叩き終わりまでの一部始終「常に力が入ってしまう」のですね。💪( ᐛ )モリモリ
結果的に、終始指先に力が入ったままで
音が鳴りません。。( ∵)_
そもそも
「なんで力が入ったら音が鳴らないの?( ᐛ )」
ということですが、
先ほどの「音を止める」という意味の用語「ミュート」にもありましたが
この世のすべての音は「振動」によって作られている
のです。
「声」でさえ、声帯の「振動」によって「音」が鳴っていますよね?
声が出ていない時は「振動が止まっている」から「音が止んでいる」
楽器も「振動が止まる」と「音が止まる」というわけですね。
ということで、力が入っていると
自分が振動しない上に、相手の振動も止めてしまうことになり、音が鳴らないのです☝
喉に力を入れると声帯がキュッと閉まって
声が出ないのと同じです☝
では、この根本的な音の原理に従って考えると、楽器をキレイに鳴らすためには
2つのポイントが挙げられます。
① 楽器に振動を伝えなければならない
(叩く指が震えている必要がある)
② 振動した楽器の震えを止めないこと
(叩いた後で楽器を指で押さえつけない)
つまり、➀のために「脱力」が必要であり、②のために「瞬発力」が必要となるのです。
まず、➀についてですが
なにも「叩くときはずっとブルブルマシーンのごとく震えていてくださいね」
ブルブルブルブル ((((( ◜ᴗ◝))))و ブルブルブルブル
ということではなくてですね、笑
指先に全く力を入れずブラブラと手首を支点に手を振るだけで十分なのですよ。👋
感覚的には、よく柔軟体操で「手首足首をぶらぶら~」するときのアレと一緒です。☝
ただし、今回は楽器を叩くという目的があるので
ぶらぶらの動きを安定させるために手首を支点として振る方向を定めることは必要です。(Part.1-2参照)
指先を脱力して手首を「振る」だけで
指先は「振動」してますし、「震えている」とも言えます。
これが、指先に力が入っていると震えないですよね?
力んでいると指先がガッチリ固定され、
ずっと同じ向きの不自然な動きになるはずです。✋
指先の脱力ができた自然な動きだと、風に揺れる稲穂のごとく指先がしなやかに見えるはずです。彡彡🌾🌾🌾彡彡
そして、②の「瞬発力」は
要するに叩いた後、指先が楽器に触れた後は、速やかに指先を引くということです。🙌🏻
そう、音を止めないために。
押さえつけなくとも、振動した楽器に触れているだけで音の振動にブレーキがかかってしまいます。
そうすると、せっかく鳴らせた音も速やかに消失していきます…( ∵)_ イキショウチン
そうしないためには、支点となる「手首の瞬発力」で、すぐさまお手々を引き上げる必要があります。🙌🏻
この「手首の瞬発力」が大きければ大きいほど、音もしっかりとした音が鳴ります。
ムチでパチィン!!と音を鳴らすのに似ていると思います。☝
勢いよく振ることも必要ですが
アレは振った直後しっかりと「引く」からよりスピードも増して強くなるんですよね。
(タオルをムチに見立てて遊んだりしたことないですか?…あ、そうですか。ないですよね、ですよね~。( ◜ω◝ ))
あとは、なんでしょう、小学生が罰ゲームなんかでよくやる「しっぺ」ですかね。
皆さんわかりますかね?笑
まぁ、わかる人は、あの、アレも似たようなものです、はい。笑
要するにムチですよ、そう、指先をムチっぽく、脱力して振るのです!!!( ᐛ )☝
(無理やり。笑)
ということで、今回は言葉での解説ばかりになってしまいましたが、
お分かりいただけましたでしょうか?😅
なるだけ、もっとわかりやすくお伝えできるように精進して参ります。。(;´д`A
それでは、次回からはPart.2✌(’ω’)ということで
第2弾はPart.2-1「座り方と置き方」
楽器との関係も踏まえた基礎講座となります。( ᐛ )و
お楽しみに!
愛をこめて
Yuhta