ONE PIECE
第15回目のこだわりの《表情》は、
漫画、ワンピースの《表情》です。
前回に続き世界的大ヒットの漫画ですね!!
僕は中学生の時にどハマりして、画集とかグッズとか買いまくりました笑
当時はスリラーバーグからシャボンディ諸島らへんが連載されていたんですが、
ずっと面白かったですね。
漫画ってこんなに面白いんだって知ったのはワンピースのおかげなんです。
今回はそんな僕が一番好きで何度読んでもグッとくるシーンの《表情》です!!
尾田栄一郎、『ONE PIECE』、集英社、06年12/9初版、44巻224ページ、引用
内容を知らない人はなんのシーンだろうって感じですよね。
知ってる方は うわあああああ ってなっているんではないでしょうか?
これは船の船首なんです。
この船はルフィたちが一緒に旅をしてきた船で、困難な旅の中で限界を迎え、
一度は別れたものの、仲間のピンチに駆けつけてくれるんです。
そして本当のお別れで船を弔ってあげる、というシーンです。
正直この絵だけではあまり良さがわかりませんよね。
ですがこれまでの話を知ると
この船首の顔に《表情》が生まれてくるんです…!!
悲しげで、でもどこか嬉しそうで、切なくも友情を感じる
そんな表情に見えるんです!
いつ読んでもグッときます。
その絵に対するヒストリーやバックグラウンドを『知る』
これは物事を楽しむ為にすごく重要なことだと思います。
美術館に行って有名な絵画をみて、おーーすげーーー
ってなるだけのことありませんか??
でもその絵画がどんな時代にどんな状況の作者がどういう思いで描いたのかを
『知る』とその絵画は一味も二味も変わって見えると思うんです。
デザインを作る側になる為には
デザインを見る時の意識も変えていかなければいけないのです!
インプットって楽しいけど難しいですね。