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「宇田川源流」 【土曜日のエロ】ネットという「ヴァーチャル空間」でリアル社会の恥も外聞も失ってしまう女性たち

2019.07.05 22:00

「宇田川源流」 【土曜日のエロ】ネットという「ヴァーチャル空間」でリアル社会の恥も外聞も失ってしまう女性たち

 土曜日のエロの日である。

 世の中では参議院選挙が始まり公示日後初の土日になっている。ちょうど多くの候補者と選挙応援員が選挙をしている。まあ、暫くは町中がうるさくなるということになる。そして、その内容が日本の将来を決めるのであるが、まあ日本人もそこまで馬鹿ではないので、民主党政権の失敗を繰り返すことはしないであろう。1選挙の件は、有料メルマガでしっかりと書いているのでそちらに譲ることにする。

 さて、日本人に限らずということであるのだが、なぜか今の人は「ヴァーチャル空間」であると、まったく現実の自分とは異なった人格を手に入れるらしい。政治における書き込みに関しても、まさにそのものであり、普段はおとなしい人や引きこもりのような人であっても、ネットの中ではかなり威勢の良い話をしていたりするのである。右翼側の「ネット右翼」といわれる人々などもそうで、集団の名やネットの中では中国人や韓国人に対して偉そうなことを言えても、実際に、韓国に行ったこともなければ、中国人と話したこともないというような感じだ。まあ厳密に言えば、日本のコンビニなどで働いている外国人と話したことはあるかもしれないが、そのレベルでしかないのである。一方の左翼とて同じ。国防の現場も、尖閣諸島の沖で何が来ているかも、中国や韓国で日本人の子供たちがどのように扱われているかも全く分かっていない。

いずれもイメージで物事をはなしているだけである。本来、政治家が行政調査権を使ってそれらを国民に知らせなければならないし、また、マスコミがそれらを取材して伝えなければならないが、いずれも「国のため」に働くことを無視し、自分の政党や会社の利益のために行っているだけで、「国や国民に対する責任を放棄している」存在である。そのために、イメージで話をして、イメージでネットの書きこんでいる人々の票を集めるというような「ヴァーチャル」な政治が出来上がってしまっているのである。

中には、あまり政治に関与していない、あまり頭の良くない主婦を巻き込んで、政治活動をしようとする勢力が出てくるなど、まあ「他人の無知を利用すること」が横行しているのがこの選挙である。

「ヴァーチャル」にはそのような魅力があるらしい。

わいせつ行為生中継した疑い ユーチューバーの女を逮捕

 アダルトサイトを通じてわいせつな行為を生中継したとして警視庁は、東京都江戸川区西小岩2丁目の広告業佐藤亜耶容疑者(28)を公然わいせつの疑いで逮捕し、28日発表した。佐藤容疑者は動画投稿サイト「ユーチューブ」で「広瀬ゆうちゅーぶ」として活動するユーチューバー。アダルトサイトでは、2016年3月以降、少なくとも7千万円を得ていたという。

 保安課によると、佐藤容疑者は2~3月、自宅で動画配信サイト「FC2ライブアダルト」を使い、わいせつな行為をしているところを生中継で配信し、サイト利用者に閲覧させた疑いがある。1分あたり39~600円を閲覧者に課金していたという。「お金もうけのためだった。顔をマスクで隠していたのでばれないと思った」と供述しているという。

 このサイトをめぐっては、同様の動画に関する情報が昨年だけで850件以上寄せられているといい、警視庁は取り締まりを強化している。(稲垣千駿)

朝日新聞2019年06月28日13時43分

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/asahi/nation/ASM6X41PVM6XUTIL015

 昔、ヴァーチャルとか「仮想空間」などという言い方をしていた。実際にそのような言い方をして、引きこもりなどの治療に使えるのではないかというような感覚をもって期待をしていた人が多くいたことは間違いがない。何しろ、そのような技術の変化によって物理的にコミュニケーションが取れない人との連絡がつけるようになったといえる。しかし、現実は逆であった。結局ヴァーチャル世界があるために、一般の人もネット上で物事ができるようになり、買い物に行くというような話ですらできなくなってしまっている。小売不況というような話はまさにそのような状況から出てくることになる。同時に、そのような状況であるために個人情報がさまざまな形で漏れてしまっている。便利になるということは、それだけ人手をかけているということである。通常八百屋で物を買う場合は、八百屋で買って現金を渡すしかしない。そこで会話があったとしてっも、別にそれ以上の関係にあならない。しかし、ヴァーチャルの場合は、人間としての接触はないものの、ネット上に様々な人が介在する。商業、配送者、ネットの受付、サーバー管理人、何人に個人情報を出しているのかわからない状態である。

それでも「直接コミュニケーションをとるよりも良い」という話があるようだ。

その感覚こそ、新たな犯罪の温床になる。つまり「直接のコミュニケーションにない」ということが、そのまま「ネットの自分の裸の写真を掲載しても、直接誰かから何かを言われることはないので、そのまま安全だと思って、または、自分の部屋の仲と同じで誰にも見られないと思って、ネットに流してしまう」ということになる。

まあ、我々エロい男たちからすれば、その心の垣根が下がったことこそ、さまざまな女性の裸を見ることのできるチャンスでもあるのだが、一方でそれは犯罪であるということになる。同時に、それらを合法化するために、海外のサーバーに行ってしまうということは、そのまま、海外のサーバーを通じて世界各国にヴァーチャル情報を流しているということになるのである。

「お金もうけのためだった。顔をマスクで隠していたのでばれないと思った」<上記より抜粋>

まさにそのものであろう。しかし、まさに「ばれないと思った」ということこそ、ネットの内容をよくわかっていないということになる。それこそ、この犯罪の中心的な内容であるということになるのではないか。