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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

0からの受験勉強法。不登校の子でも今からできる目標・志望校の見つけ方

2019.07.03 15:05


0からの受験勉強法シリーズ第二弾は、「志望校の見つけ方」です。


ちなみに、第一弾は「数学」の勉強法について触れました。


今回「志望校の見つけ方」ということで、「勉強法じゃないやん」と気づかれた方も多いとは思いますが、華麗にスルーをして参りましょう。


まず初めにお伝えしておくことは、たとえ不登校だからといって、公立高校の選択肢がなくなるわけではないということです。


神奈川県の公立高校入試には「資料の整わないものの入試」や「二次選考」といった仕組みもあります。しっかり実力をつけておけば、どこでも公立高校に合格することができるんですね。


そんなことを踏まえて、今回は「志望校の見つけ方」にフォーカスです。やっぱり目標があったほうが頑張れますからね。以下、あくまで個人的意見なので参考までに。



0からの志望校の見つけ方



まず結論から申し上げると、一番の志望校の見つけ方は、「実際に行って見て決める」です。これに尽きます。


なんでもない日に近くに行くでも、文化祭を見に行くでも、体育祭でも、説明会でも、なんでも構いません。本人がその高校を見たときに、「良い」も「悪い」も「興味ない」も含めてなにかしら感じるはずですから、その気持ちを大切にしてあげてください。


時間があれば、自宅から実際にどうやって行くのかとか確かめるのもいいですが、いきなりそれをやるのは手間も時間もかかりますからね。まずは車でぶーんって直接見に行ってもいいと思います。可能であれば、そこにいる「人」、つまり先輩とかを見ることができるといいですね。


でも、多くの場合の悩みは、「じゃあどっから見に行けばいいの?」ということだと思います。本日は、その「きっかけ」になりそうなことと、どこを見に行くか考える上での注意点をまとめてみました。


これを「きっかけ」に高校を見に行くベスト3


どこを見に行くか考える上での注意点


では、ひとつずつ説明していきましょう。



高校を見に行くきっかけベスト3



近場


うん、なんてったって、これが一番見に行きやすいですよね。最初のきっかけになりそうな要素は「近場」です。


近場なんですから、ふらりと行ってみましょう。そこが私立でも公立でも構いません。


見に行くと、「ふーん、高校ってこんな感じか」というのが薄ーくわかります。そんな感じでいいんです。比較対象があるとどこか他の高校を見に行ったときも比べやすいですしね。


距離というのは、高校通いの重要な要素でもあります。朝起きる時間が変わりますしね。交通手段も変わりますしね。親も安心ですしね。


もちろん「近場は嫌!」という方は無理して見なくてもいいです。あくまできっかけの一つです。


こんなページもあるようなので参考までに。


また、市進さんがこんなものを作ってくれています。参考までに。


立地


続いては「立地」です。なんだか近場と似ている感じがありますが、ちょっと違います。


立地とは、例えば「海沿い」とか、「山」とか、「繁華街」とか、「横浜」とかです。自分のテンションが上がりそうな立地から、見に行く高校を探してみましょう。


立地って、「変えられない要素」ですし、「わかりやすい」ですしね。きっかけにするには最適です。




雰囲気が合いそう


最後は、「雰囲気」です。正直、本当の雰囲気というのは入ってみなくちゃわからないですし、学年によってもグループによっても違ったりします。


でも、やっぱりなんとなく各高校の雰囲気って違うんですよね。わかりやすく言えば、海沿いの学校は元気で、山の上の学校は真面目な雰囲気が漂うとかね。あくまで実感値ですが。


ですから、冒頭にも貼った「神奈川素敵な高校一覧図」にて、自分が好きそうな雰囲気を確認して見に行くというの手です。


「お、ここちょっと名前も知ってるし気になる」ということがあれば気楽に出向いてみましょう。見るだけならタダですし。


見に行ってみて「うーん、なんか違う」も全然問題なしです。選択肢が一つ減りますし、比較対象ができますからね。


他にも「文化祭」や「体育祭」きっかけで高校を見にいく方も多いと思います。カナニュウさんが文化祭日程を綺麗にまとめてくれているので貼っておきますね。


夏前の時期でしたら、合同説明会というのもございます。実際の高校でやるわけではないので、雰囲気はわかりにくいですが、きっかけのきっかけ作りに良いのではないでしょうか。



どこを見に行くか考える上での注意点



レベルは考えなくていい


実は見学きっかけの一つに「模試をやってみて判定で出てきたところ」というのもございます。


ただ、例えば不登校の子なんかは、今現在の模試で得点することは難しかったりしますから、どうしても判定は低めに出てきてしまうんですね。


なので、最初の段階ではレベルは考えずに見学に行きましょう。そこで目標が見つかって、めっちゃ頑張って合格した事例もあります。


「できないこと」に注目すると、どうしてもテンション下がっちゃうからさ、まずは「できること」に目を向けて、探しに行こう。


模試で志望校を決めていくのは、もうちょっと後の話。一月の模試の判定を見て、最終決定ができればいいからね。そこから出願、そして志願変更も可能です。




気楽に行けばいい


行ってから調べるぐらいの感覚でオッケー


見学に行きたいけど、なんだかビビって行けない子というのもいます。


「近くに行くだけだよ」と言っても、なかなか重い腰が上がらなかったり。面倒臭いというのもあるんでしょうね。


でも、実は心の中では興味がある場合がほとんどです。自分の未来のことですからね。自ら動くのが億劫なだけで。


だから、保護者の方がこれを読んでいる場合は、何かのついでに引っ張り出して、「あ、あそこが○○高校だって。ちょっと近く回ってみようか」ぐらいのノリで見せてあげてください。


そのあと受験本やネットで調べる方が、実際見ている分効果的です。




0を1にすることができれば、その1を2や3にするのは最初よりほんの少しだけ簡単になります。


最初の一歩はきついけれど、だからこそ気軽に踏み出せる環境を作りましょう。


大丈夫、高校たちも、みんなあなたのことを待っていますよ。



本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

まずは一歩動くこと。見える景色が変わると、人はワクワクするから。